ヨウシュヤマゴボウヤマゴボウ科ヤマゴボウ属 果実・種子
(2019年7月撮影)
基本的に嫌いな花はないけれど好みという点から言えば好みの方に属するヨウシュヤマゴボウ、ごく普通に見られるのでこれを撮るのも気分次第、この時も他の花の序に撮りました。もっと全体像が分かるのがあればよかったけど選り好みしていたら撮るチャンスがなくなるし
細長い花序、花期には水平に伸びていきますがだんだん下垂していきます
咲き始めの花、当然葯が残っている
葯が散っていますが雌しべはまだ開いていません
葯が落ち雌しべが開いています、雌しべに毛が生えているような
花を正面から、花弁状に開いているのは萼片です
雌しべ10本、雄しべも10本のようです
果実期になり子房が大きくなってきている
同じ株でも既にすっかり果実になっているのがありました
まるでカボチャ、萼片の大きさと比べると花の時の子房と比べて随分大きくなっているのが分かります。花序軸や葉柄も赤くなりこの時期も綺麗です
果柄にある葉状のは苞葉でしょうか
長楕円形の葉、これも大きく時に30cmくらいになります
(2015年6月撮影)
ヨウシュヤマゴボウが花を咲かせ始めていた。花自体はそれ程悪くはないんですけどね、なんたって態度がでかい(違)
初めは花穂は直立していますが果実が生るにしたがってだんだん垂れ下がってきます。これはまだ果期とも言えず下の方で子房が肥大し始めた程度なんですけどね
花弁はなく萼片、花が咲き始めの頃から緑色の子房が目立ちます。小花柄基部にあるのは苞葉でしょうか(小苞葉というべきか)
これはまだ雄しべの葯が少し残っていますが
殆どの花で葯が脱落しています。花粉を出す暇があるのか
(2008年6月撮影)
草丈は2m近く、茎の太さも4cmくらいと大型だったけど
花は随分控えめ
意外と、と言っては悪いけど綺麗な花
今までで一番よく撮れたと思うので同じようなのを何枚もアップ(笑)
果実・種子(2019年9月撮影)
花の時も目立ちますが果実期には数は多いし背が高いので更に目立つヨウシュヤマゴボウ
花の時より果実の方が撮るのが多いような気がする(汗)
茎が鮮やかな赤色なので黒い実との2色効果
真っ黒艷やかな果実、青空と私の頭が写っています
先端には窪んだ穴があり周りに花柱の跡が残っている、単純な形よりこのようなのがあった方が撮る方としては楽しい
果実は何度も撮っていますが種子は撮ってなかった、うっかり潰すと手に色がついてとれなくなるし。で今回は慎重に潰してみました、慎重にしすぎて種子の数を数えてなかった
鮮やかな赤色をした粒々が見えています、オオイヌホオズキの果実などで見られる球状顆粒なんでしょうか、赤くないのもあるようです。
種子の大きさは3mm程、割と大きい、艶がありますが極微小な凹凸があるようです、小さな球状顆粒も見えているので赤いのは別物でしょうか
果実(2012年10月撮影)
ヨウシュヤマゴボウもよく見かけるので撮るか撮らないかはその時の気分次第(笑)
これも赤と黒の二色効果を狙っているんでしょうね。それにしても花茎の赤の鮮やかなこと
実の先端に花柱の跡が面白い形をして残っています
実が落ちた後の萼片も鮮やかな赤で花の時より派手

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