ヤナギハナガサクマツヅラ科クマツヅラ属 比較
(2018年5月撮影)
道路脇舗装の隙間に生えたヤナギハナガサ、南アメリカ原産でこの時期よく見られます。よく似たアレチハナガサより一足早く咲く
高さは大人の背丈程になります。上部で枝分かれ、これでマラソンランナーがいれば応援しているようだ
茎の頂部や枝分かれした先に花を密集して咲かせる
花の大きさは5mm程、花筒内部に毛が密生している、花が小さいからまだ解剖してない
花筒が長いのが特徴、毛が生えている、蕾を見ると腺毛もあるようだ。アレチハナガサは花筒が短い
対生する葉が茎を抱くのが特徴、アレチは抱かない。でもダキバアレチハナガサは抱くからややこしい、まだ見たことないけど
茎は四角く開出毛が密生、腺毛も混じっているようです
(2014年6月撮影)
道端の舗装の隙間に生えたヤナギハナガサ
高さは1.5m程度、大人の高さを超えることはありません
茎の頂部に花をまとめて咲かせる、この姿だけでもアレチハナガサと間違えることはないな
花の密集度もはるかに高い
色も濃く艶やか
花筒が長く伸び毛も生えています
葉の基部が茎を抱く、名前の通り葉がヤナギのように細い
比較(2016年6月撮影)
アレチハナガサとヤナギハナガサが並んで生えていたので比較の為撮ってみました。左がアレチ、右がヤナギでこれでも花序の違いが分かると思います。。アレチの方が手前にあるので少し高く見えていますがほぼ同じ高さです
花序の比較、ヤナギのほうが花の数が多く半球形、アレチは花がパラパラとつきます
花の比較、ヤナギは花筒が伸びますがアレチはそれ程伸びません。ただ花穂はだんだん長くなっていきます
葉の比較、これはヤナギハナガサ、葉の基部が広まるので茎を抱いたように見えます。茎には開出毛が密生
こちらはアレチハナガサ、茎は抱かず短毛がパラパラとある程度。ただ茎を抱くダキバアレチハナガサというのがあるので注意が必要。まだ見たことはないですがダキバは茎や花序柄に開出毛が多いようです

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