ヤナギバルイラソウキツネノマゴ科ルイラソウ属 果実・種子
(2021年8月撮影)
道端の割れ目に咲いていたヤナギバルイラソウ、植えられているのも見かけますがこのように逸出している方が多く見かけます
青紫色の花、大きさは殆どのサイトで5cmと書かれているがそんなに大きくはないよな、せいぜい3cm程度
花冠は5裂しますが下唇3裂、上唇2裂に見えないこともない
花の奥に僅かに蕊が顔を覗かせています
雄しべは2本かと思いましたが短いのも見えています、もう1本あるかもしれない
雄しべは2本かと思いましたが短いのも見えています、もう1本あるかもしれない
先端が曲がった柱頭、基部に小さな突起が見えているからひょっとして2裂した柱頭の片側が退化したのかもしれない
細長い萼筒と裂片、短い腺毛が生えているようです
(2017年7月撮影)
空き地の堆積土砂に生えていたヤナギバルイラソウ、去年まではここには全く見かけなかったので持ち込まれた土砂の中に種子が混じっていたようです
薄紫色で大きさ5cm程度、1日花で夕方には花冠ごと落ちます
花冠は大きく開くが花筒部分は細く丁字形
萼片や花柄に毛が生えている、腺毛も混じっているようです
もう一株ありました、花の下の細いのが葉、名前のとおりヤナギのような細長い葉
雄しべは長短2組あるそうですが長い方しか見えてないかな、間に見えているのが雌しべのようです、下に白く見えているのが花粉なんでしょうか、だとすると花粉としては大きそう
(2016年7月撮影)
秋吉台では初めてのヤナギバルイラソウ、メキシコ原産で暖地で野生化しているようです。家の近所でもこのように舗装の隙間に生えているのを何ヶ所かで見かけていますからこれはすぐ分かりました
日中咲く1日花、夕方には萎みます
花冠は5裂、特に模様のようなのはないようです、これは淡青色ですがピンク色のもあるようです
蕊は奥の方にあるのか表からは見当たりません
漏斗形の花、花冠が平開
皆同じ方向を向いています、偶然じゃなくて明るい方を向いているのかな
葉は線形〜披針形、対生のようです
果実・種子(2016年8月撮影)
ピントがあってませんが未熟な緑色の果実は下向きですが熟するにつれて立ち上がっていくようです
茶色く熟した果実、縦に裂け目がありますが意外と丈夫でなかなか割れません。ただ自然の状態の状態だと突然パチンと割れるようです、その瞬間を見てみたい
丸く扁平な種子、珠柄もバネの役割をして遠くへ飛ばすようですが薄っぺらだから円盤投げのように回転しないと遠くへ飛びそうにもありません
大きさ3mm程、表面に微細な凹凸があるようです

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