ヤマウグイスカグラスイカズラ科スイカズラ属 果実
(2023年4月撮影)
この日の目標の一つウグイスカグラ、林道を歩き始めてそうそう見つけました、でも結局これだけでした
下から見上げて、斜面に生えていたので高く見えるけどせいぜい2m程度です
長い花柄を伸ばして下向きに赤いロート状の花を咲かせる
花冠や葉柄に毛が生えているのでヤマウグイスカグラでした、ウグイスカグラは無毛、腺毛があるとミヤマウグイスカグラとなります、ただ違いは曖昧なこともあるようです
花冠は普通5裂だけどこれは6裂している、別に選んだわけじゃないけど、雄しべもそれに合わせて6本
横から見ると雌しべが長く花冠から少し突き出ています、柱頭が凸凹している
かなり長く突き出ているのもありました、花冠にも毛が生えているかな、これが正常な5裂
雌しべが長く突き出た様子、雄しべは花冠から殆ど出て来ない、右側に花冠が落ちて子房が露出、基部にあるのは苞
花筒基部に膨らみ、まず距でしょうが検索しても出てこない、”ヤマウグイスカグラ 距”で検索しても距を抜いて検索してしまう
葉は広披針形?卵形、短い葉柄がある
果実(2023年5月撮影)
花を撮ったのの同じ木、いまんとここれ1本しか知りませんが
花の頃からまだ一月くらいしか経ってないのにもう果実がなっています
長い果柄の先に果実、まだ未熟ですが大きさはこの程度みたい
先端に花の跡が残る、一つの花から2つの果実ができることもあるんでしょうか、一つのよりこちらの方が小さいような
果実基部に見えているのは苞、毛が生えている、果柄にも毛
これなんかは苞と言うよりもう葉に見えます、熟すと赤くなりますがその前に黒くなって腐って全滅、残念

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