(2023年6月撮影) |
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崖っぷちに生えているヤマツツジ、結構こんな場所にも生えています
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ぶら下がるように幹を伸ばして花を咲かせている、かなり不安定のように見えますが様々な植物の根が張っているので意外と丈夫な場所かもね、あくまでも短期的で長期的にはいつかは崩れるでしょうが
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崖の上のポニョならぬ崖の上のヤマツツジ、これは随分気に入ったんですが
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この時だけレンズに汚れが付いていたようで下がやや曇っている、この後はなんともないから綿毛が付いていたかもしれない
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足元にも幾らでも咲いています
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ややオレンジがかった赤い5弁花
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上の1枚だけ斑紋がある、赤い花弁に赤い斑紋、昆虫の眼だとどのように見えるんでしょうか
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雄しべは5本、これでは分かりにくいが下部に毛が生えている、花糸も赤いが花柱はもっと赤い
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やや膨れた柱頭、凹凸がある、葯は2室で先端に穴が開き花粉が見えている
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赤い花糸、葯は内向きのようです
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花冠が落ちて長い花柱が残っている、これも真っ赤で綺麗
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毛だらけの萼片が残っている、子房にも毛が生えている
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若い葉、長毛が疎らに生えている
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(2022年11月撮影) |
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割と花期が長いヤマツツジ、コバノミツバツツジより先に咲き始めあちらが終わった後でもまだ咲いています
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ツツジは種類が多く区別が難しいですがこれは殆ど色で判断しています
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雌しべは1本、雄しべ5本
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上側の花弁に赤い斑紋、花弁と同系色なので人間の目にはそれ程目立ちませんが昆虫だと目立つんでしょうね
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花糸も花柱も真っ赤っ赤、柱頭はやや膨らみこれも真っ赤っ赤、葯の上部から花粉がでている
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2室で花粉が出ている様子はまるで稚魚の目玉
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花柄や萼片に毛が密生している、ツツジ全般まだ果実を見てないな
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楕円形または頼成楕円形の葉、表面に艶があり毛も生えている
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裏面にも毛、脈上に多い
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(2020年11月撮影) |
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斜面に見えた赤いもの、何かの紅葉かと思いましたが近寄ってみるとヤマツツジでした
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花期は4−6月、でも時折晩秋の頃から咲いています
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冬に咲く花もありそれは数少ない昆虫を独占する戦略がありますがこれは本来春の咲く花だからそんな戦略もないだろうし。果たして今頃さいた花は果実をつけるのでしょうか
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花弁の斑紋は昆虫を引き寄せる蜜標、でも昆虫がいなければ徒花ならぬ徒模様
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2室からなる葯は先端から花粉を出しているようです
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僅かに膨らんだ柱頭、花柱も同じ赤色
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花冠が落ちて雌しべだけが残っていた柱頭には細かな突起が見えています
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(2018年4月撮影) |
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まるで草のように地面に広がって花を咲かせているヤマツツジ、これでも立派な樹木、小低木でせいぜい2,3mくらいにしかなりません
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やや暗い朱色、秋吉台でよく見られるのに他にコバノミツバツツジがありますがそちらは明るい色なのでより華やかです
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日が当たると流石に華やか
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花弁だけでなく花糸も朱色、雄しべは普通5本
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花柱も朱色、小さく膨れた柱頭も朱色、昆虫だと違った模様に見えるんでしょうか
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花冠に比べて萼がちっちゃい、萼片や花柄に毛が生えている
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枝先4輪生のように見えていますが互生、春に出る新葉は秋には枯れるそうですが夏に出るのは冬を越すことが多いそうです
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