ヤマムグラアカネ科ヤエムグラ属
(2019年5月撮影)
他の野草に囲まれて生えていたヤマムグラ、他の広い葉に比べて細い葉で大丈夫かと思いますが細い葉には細いならではの利点があるんでしょうね
先端に集散花序をつける
花は小さいけど数は割と多いので目立ちます
花序の下に輪生した葉、セリ科なら苞葉に対応する場所
4輪生の葉腋から出ているのは茎か花柄か、その途中にも4輪生の葉がある
花の大きさは3mm程、実際の大きさ以上に小さく感じる。花弁先端は急に細まる、雄しべは4本、柱頭2裂
左側は花弁が落ちて子房がむきだしになっている、子房に毛が生えている
葉は4輪生で内2枚は托葉だけど区別はつきません。ヒメヨツバムグラに似ていますが葉が細く十字形になってないので区別がつきます
葉に上向きの短毛が生えている
同じ場所に仲間のヤエムグラが生えていた。花はヤマムグラですが果実はヤエムグラ、ヤマムグラのに比べて大きい
(2015年6月撮影)
林道沿いに咲いているヤマムグラ、この仲間の中では一番多く花をつけるかなと思う。ヤマと名が付いているだけあって人里辺りではまず見かけませんね
花弁4枚雄しべ4本とお馴染みの姿、花弁先端が突起状
2裂した柱頭が蟹の目玉のよう
花弁裏側に毛が無いのをケナシヤマムグラというそうでこれもケナシの方かな。あまり細分したくないけどね。以前アップしたのを見てみると確かに毛が生えている、でも秋吉台で撮ったのは2例だけだけど毛が生えてないな
4輪生の葉は長さが不揃いだしきれいな十字形にならない
(2012年6月撮影)
ヤエムグラの仲間の中では割と多く花を咲かせるかなと思うヤマムグラ
でも花は極小、2,3mmはあるから私的には極小ではないんだけど殆ど単独で咲いているから見かけ以上に小さく見える
マイデジカメでは花に直接ピントをあわせるのは殆ど不可能なので他の所にあわせてピント固定して撮影
そうやるとピントはあってもどうしても露出があわずこれは露出オーバー、でも柱頭が二裂している様子がなんとか分かる
4輪生する細長い葉、対になる葉の長さが微妙に異なる

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