ヤマガキカキノキ科カキノキ属
雄花(2014年5月撮影)
沢山の花をつけたヤマガキ、雌雄異花でこれは雄花。実がそれ程大きくならないとはいえさすがにこれが全部実になったら大変だな
壺型で先端が反り返る花、これだけでも十分鑑賞する価値がある。雌花に比べて萼片が小さく開かない
雄しべの葯は広がらずまとまっているもよう
雌花
こちらが雌花、雄花に比べて数は随分少ないが一回り大きい。萼片も大きく既に開いている
花柱が4本、柱頭も開いている。花筒内部も毛が生えているもよう
柱頭が伸びてきて花弁の色も濃くなっている、受粉が終わったのでしょうか
問題はヤマガキかカキノキかだ。葉の毛の生え方が問題だが主脈上表も裏も毛が生えている
裏面にも短毛、ヤマガキでいいかな
雌花(2011年6月撮影)
雄花と雌花ではっきり大きさが違う、同じ木に咲いているので雌雄同株。雌雄異株のマメガキではない。この木では結局雌花はこの三つだけでした
花弁の内側が薄黄色の可愛い花、先端が反り返る
花弁の内側に毛が生えているのでヤマガキかなと勝手に思ってる。ヤマガキかカキノキかは結局子房の毛の有無を確認しないと分からないそうだ。子房に毛が生えているのがヤマガキ
雄花
こちらは雄花、花は一回り小さいが数は随分多い
雄しべが顔を覗かせている
葉の表、広楕円形〜卵状楕円形で全縁、先端が急に尖るそうだ
葉の裏側、褐色の毛が密生するそうだがこれがそれに当てはまるかどうかは分からないけど主脈や葉柄にかなり毛が生えているようだ

inserted by FC2 system