ヤマアイトウダイグサ科ヤマアイ属
雌雄同株(2022年5月撮影)
ユキノシタが生えていた石垣の上に生えていたヤマアイ
丸い子房が見えています、これは雌株、雌雄異株で雌株は数が少ないので撮影
左右の丸いのが子房
子房の上から2本の柱頭が伸びている
子房は普通凸凹しているのですがこれはそれがあまりない
雌株を撮ったら雄株を探します、この辺りはたくさんのヤマアイが生えていました
雄株は全然見当たらずこれも雌株のように見えますがちょっと変
中央の葉雌花ですが左右のは雄しべが僅かに見えていて雄花のようです
雌雄異株と言われていますが同株もあるようで雄株は見つからず
同じ果柄に雌花と雄花がついています、これはもう両性花と言っていいんでしょうか
雄花はもっと伸びてくるんですがこれはあまり伸びていません
雄しべの葯が残っているのもありました、これも両性花でしょうか、ここはもう同株ばかりでした
雌株(2018年5月撮影)
薄暗い湿っぽい場所に群生しているヤマアイ、雌雄異株でこれは雌株、花期は12月−6月頃と長く普通に見られるので滅多に撮ることはないですが雌株は少なくここに群生しているので撮ってみました
枝先の葉腋から花序を伸ばす、雌花は花の数が少ないし花序もあまり伸びません
もう果実のように見えますがこれでも花
カニのような姿、丸いのは子房でその上にカニの目玉のように見えているのが2裂した柱頭、子房の下に萼片が見えています
雄株
雄花はなんぼでもある、果序が長く花の数も多いのが分かります
殆ど雄しべだけの花、薄暗い場所でピンボケ写真量産してしまった
葉は対生、長楕円状披針形で鋸歯がある
雌株(2012年4月撮影)
これも早くから咲いているヤマアイ。雌雄異株でおれは雌株。雌株は少ないので最初に見られてラッキー、と言いたいけど去年雌株の群落見つけていた
花茎はあまり突き出てこない
地味だけど面白い形をした雌花
これを見るとやはり蟹を思い浮かべる。二裂した雌しべが蟹の目、ブツブツの子房が甲羅、萼片が腹
雄株
雌株に比べて雄株は花茎を長く伸ばす
萼片と雄しべだけのシンプルな花。こういうシンプルな花も好き
肉眼で見るよりデジカメ向きな花だと思う
イソギンチャクが触手を伸ばしているよう

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