ヤブタバコキク科ヤブタバコ属 果実・種子
(2018年月日撮影)
林道や林縁で普通に見られるヤブタバコ、この仲間の中では一番遅く咲き始めます
茎が一定の高さまで真っすぐ伸びた後成長が止まり四方八方に枝を広げる
茎頂部、成長を止めるように栓がされ横に枝を伸ばしています。ネットで検索してもこんな画像は殆ど出てこない(^^;)
葉腋下側に一つづつ花をつける、小さな葉でも花をつけているので結構密集しているように見える
樽状の頭花、総苞が白い、この仲間の中では一番地味かな
筒状花だけの頭花、筒状花も目立たないしな。外側の葉状のは苞葉でしょうか
筒状花から出た葯筒、周りは雌花で多数の柱頭が出ている
葉がタバコの葉に似ているから名付けられましたが実物のタバコの葉を見る機会はまずなく似ていると言われてもな
裏側は葉脈が浮き上がっている、これが一番きれいに感じた(笑)
果実(2018年月日撮影)
すっかり果実となったヤブタバコ、10月2日にアップしたのと同じ株です
四方八方に枝を斜上して伸ばしている様子がよくわかります
小さなお饅頭を付けたような果実
果実は総苞に覆われ痩果の先端だけが覗いている
総苞がとれて痩果が露出、整然と並んでいます
痩果の一部をとってみました、まるで柱状節理
痩果が撮れた後の花床も面白い、まるでシャワーヘッド
痩果の長さは3,4mm程、縦に稜があるのはキク科の痩果にはよくあること
痩果先端はくびれて嘴状、先端と基部に腺があって粘るそうです

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