ヤブニッケイクスノキ科クスノキ属 果実・種子
樹皮
(2017年6月撮影)
林道などで割と見かけるヤブニッケイ、クスノキと似ていますがクスノキの自生はないようなのでこういうのを見たらヤブニッケイと断定
疎らな散形花序を多数出している
同時に咲くことはなさそうです、咲いても地味ですけど
花被片は6枚、平開しませんがこれはまだ十分には開いていないもよう、白い柱頭、雄しべは6本
葉は互生で長楕円形、艶があり3行脈が目立ちますが先端までは達していません
3行脈の付け根にダニ室はない。クスノキがありそうな場所ではこれで区別しています
(2010年6月撮影)
標高500m程の山頂辺りではまだ小さな蕾だったのに麓近くではもう咲いていた。3,400mの標高差でも結構違うもんだ
大きさは4,5mmくらい、木の花というのは樹高が大きくなる割に花は小さいのが追いような気がする
小さい割に結構複雑な花
果実(2017年6月撮影)
初めて見たけれどこの3本の白い葉脈が目立つのはクスノキ科の特徴(3行脈と言うそうだ)、調べてみたら割とすぐ分かったけどクスノキかヤブニッケイか迷ったがヤブニッケイのようです
長い花柄の先端に実をつけています、大きさは1cmくらい
やや青みがかった黒、神秘的な色です。熟すともっと黒くなるのかな
樹皮(2012年1月撮影)
多少ざらついているが裂け目は無し、花や葉はクスノキとよく似ているが樹皮がこんなに違うとは思わなかった
上の方では多少皮目があります

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