ヤブカンゾウツルボラン科ワスレグサ属
(2021年7月撮影)
この時期数多く見られるヤブカンゾウ、八重の花ですがその程度は様々、これは花被片の数が少ないようなので撮ってみました
八重の花は雄しべが無いのが普通ですがヤブカンゾウは雄しべを盛っているのも結構見かけます
花粉をたっぷり出しています、でも結実しないそうで徒花ならぬ徒花粉
花糸は細いのから幅広いのまで様々、雄しべが花弁化して八重になりますが右側のは中途半端に花弁化しつつあるんでしょうか
花弁化している証拠写真のようなのもありました。普通の花弁より幅が狭いけど雄しべがはっきり残っています。雄しべと花弁が合着したのではなくほぼ花弁化した雄しべ
葯まであって花粉も出しています
花弁中央の白い筋も花糸の名残なんでしょうか
(2019年7月撮影)
この時期普通に見られるヤブカンゾウ、あちこちで赤い花を咲かせている
花や蕾が食べられると言うので撮ってみましたが結局採っていかず
蕊が花弁化した八重の花、これは全く蕊が見えていない
こちらは雄しべが見えています
花被片を捲ってみると雄しべの長さがバラバラ、普通の花ではあまりこういうことはないですね
葯の片側から花粉が出ている、花粉として機能しているんでしょうか、お相手はいないだろうな
これはヤブカンゾウにしては割とシンプルな花、花被片がせいぜい2重程度
雄しべも残っているし手前には糸状のものが伸びている
花柱でしょうか
花被片を捲ってみました
花柱らしきものが花糸とは違う中央から出ています、でもこれも機能はしてないだろうな
(2016年6月撮影)
川べりに咲いていたヤブカンゾウ、川が増水して近づけないけどこれなら近づかなくても大丈夫
茶色く濁った川面をバックに、滅多に無い光景だけど普通こんな日には来ない
雄しべや雌しべが花弁化して八重になっている
こちらは殆ど八重化してなくて雄しべや雌しべが残っている、でも結実はしない
結実しないけどノカンゾウなどよりは遥かに多く見られます。やはり種子で増えるより栄養繁殖のほうが効率がいいんでしょうか
(2014年7月撮影)
文字通り藪のような場所に咲いていたヤブカンゾウ、濃い緑の中でこの色は目立ちます。別名ワスレグサ、ワスレナグサとは全然全く関係ない
ヤブカンゾウは普通に見られますが秋吉台ではノカンゾウはまだ。昨年HP秋吉台日記に初めて登場したくらいだから極めて少ないんだろうな
雄しべの一部や全部が花弁化して八重咲きになったもの、これなんかは二重くらいにしか見えません
雄しべも残っています。左側の花弁は葯や花糸の痕跡が残っているような
夏の青空をバックに撮りたかったけど天気はままならない。ここんとこ天気が悪くて暫く行ってない

inserted by FC2 system