ヤブジラミセリ科ヤブジラミ属 ロゼット
(2018年5月撮影)
オヤブジラミと交代するように咲き始めるヤブジラミ、もうオヤブジラミはすっかり果実になっています
複散形花序
1花序あたりの花の数は4−10個
オヤブジラミに比べて小花柄が短いので花序が密に見えます
普通は白い花ですがこれは随分赤みが強い、こういうのを改良していったら赤花になるのかしら、鑑賞する人はいないと思うけど
5枚の花弁は先端が中裂し内側にうねっている。雄しべの葯は落ちていることが多いですがこれは残っている方。花盤は2裂し2本の花柱が出ている
横から見ると花柱先端の柱頭が僅かに膨らんでいるのが分かります
2−3回羽状複葉。なるべく背景がスッキリした状態で撮りたいのだがこれが意外と難しい
(2017年6月撮影)
オヤブジラミと交代するように咲いてくるヤブジラミ
同じ複散形花序で似てるから知らないと同じ花が何時までも咲いていると思うかも、それ以前にそういう人はそもそも関心がないか
花はオヤブジラミに比べて密集
周辺部の花の花弁が大きくなる、5本の雄しべと2裂した柱頭が見えている
2裂した柱頭、先端が小さく丸くなっているのが見えてます、雄しべは皆脱落
開花直前の花、二つ折りされた花弁の間にピンク色の葯が収まっている
線形の総包片、小花柄は4−10
2ー3回羽状複葉
ロゼット(2015年11月撮影)
ヤブジラミのロゼット、オヤブジラミの可能性もあるけど近くで花を咲かせているのもあったのでヤブジラミと判断。ロゼットもそれなりに面白いけどアングルがほぼ真上からの1枚に限られるのが難点、これもこの1枚きり

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