ヤブチョロギシソ科イヌゴマ属 果実・種子
芽生え
(2020年11月撮影)
休耕田に咲いていたヤブチョロギ、ハキダメギクも見えています、他にノミノフスマも咲いていました
花期は3−4月と大抵のサイトに書かれていますが11月頃から咲いて冬の間中咲いています、多分元資料があってそれを引用、孫引き・・・しているのかな、私もしますが(^^;)
花の大きさは開口部で3mm程度、これはよく開いていますが冬場はあまり開いてないことが多い、春だともう他の花を撮るのに忙しくむしろ今頃の方が適期かも(笑)
下唇は3裂して中央裂片が大きく白地に淡赤紫色の斑紋があります
上唇に沿って4本の雄しべ、左右のが長いが花糸が貧弱なような、中央に2裂した柱頭が何とか確認できる、雄しべより短く外に出ることはないそうです
こちらは雄しべが2本しか見えないような、下唇内側や上唇外側に毛が多い
萼先端は5裂、毛が密生している、腺毛が交じるそうだが見えているかな
萼程ではないですが茎にも毛が多い
(2016年11月撮影)
ヤブチョロギがもう咲いていた、私的には冬の花なんだけど本来の花期は3−4月、でももう夏以外咲いているんじゃないかな
茎の頂部や葉腋に唇形花を2−6個つけます
シソ科らしい姿、上唇に沿って雄しべが4本、その間に雌しべが見えているような
萼に毛が密生、腺毛が混じっている
茎は4稜形、長毛と短毛が生える、葉は対生で楕円状卵形
(2013年2月撮影)
これも冬の定番ヤブチョロギ、殆ど冬しか撮ったことありませんが
高いものでは20cmくらい、冬でも元気に伸びています
花は地味でむしろ萼片の紫色が目立ちます
冬場はあまり開いている花がないけどこれは十分開いていたのでドアップ、シソ科らしいはなですけどね
雄しべは分かるけど雌しべは何処かな
この日も青空の広がったいい天気でした、冬場はいい天気じゃないと出かけませんけどね
(2011年4月撮影)
ヤブチョロギがすっかり伸びてきて多数の花を咲かせていた
いつも春早くから咲くからその頃撮って、花盛りの頃はあまり撮ってないな。こうやってまじまじ見ると意外と綺麗
カキドオシを小さくしたような花、同じシソ科だから当然か
雄しべ先塾で雌しべは後から伸びてくるそうだ。萼片には腺毛
果実(2016年11月撮影)
下の方では既に果実がなっています、萼筒の中に黒っぽく見えているのが果実
4分果、中央にピントを合わせるつもりなのに周辺のピントがあわせやすい場所にあってるな
取り出してみました、これは果実なんでしょうけど素人的には種子ですね
大きさは2mm程度、球を1/4に割ったような形、表面に細かな突起がある
芽生え(2013年12月撮影)
ヤブチョロギの幼苗でしょうか
するとこれが芽生えかな
同じシソ科だしホトケノザに似てないこともないな。「芽生えハンドブック」にも載ってないし検索しても出てこないしこれはあまり自信無し
本葉が大分生えてきているけど子葉もまだ残っている、こんなのを見ると間違いないかなとも思う

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