ツシマママコナハマウツボ科ママコナ属 果実・種子
(2022年9月撮影)
初めてのツシマママコナ、と言っても多分初めてではない、ここは教えてもらっていたから知っていたけど以前見ていてママコナと思っていたのも多分ツシマママコナ
花自体は特に代わりはなさそう、苞に違いがあるようです
違いは知ってなかったけど特徴的な苞なので撮っていました、ツシマママコナは棘状で短い、ママコナは毛状で長いそうです、でもこれは棘状だけど短いとは言えないよな。他にシコクママコナ(下唇の膨らみが黄色い)、ミヤマママコナ等がある
下唇に白い膨らみ、これを飯粒に例えて飯子菜、下唇に膨らみがあるのは科を超えて色々ありますが利点があるんでしょうか
上唇先端から僅かに雌しべが出ている、小さな柱頭が見えている
上唇開口部縁に毛が密生、奥に花糸が見えている、雄しべは4本あるそうで左右の赤いのは花糸でしょうが奥に見えているのもやはり花糸でしょうか、白い柱頭がわずかに見えている
更に拡大、黒く見えているのが葯のようです
これは雌しべがはっきり
これは別の場所、今まで見ていた場所で普通にママコナとしていました、その頃はママコナ意外知らなかったし
ここでも苞を撮っています、短いとも言えないけど毛状とも言えないし
ママコナは葉、花軸、萼などに短毛を多くつけるそうですがこれは花軸に短毛があるよな。結局結論よう分からん(汗)
果実・種子(2022年10月撮影)
まだ花が咲いていたツシマママコナ
この日の目的は果実・種子、まだ緑色の未熟な状態でした
下の方は灰色になっていて熟しているんでしょうか
果実が割れて種子が見えているのがありました
取り出してみました、1個だけ入っていました、長さは3mm程
種子の表面は滑らか、白いのはエライオソームのようです
灰色になった果実からも取り出してみました、色が濃くなり水分が抜けたような皺が出来ています、エライオソームの小さくなり縮んでいます
細かな凹凸と更に微細な凹凸、左上の黒いのも種子みたいだが砕けたかな

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