ツルソバタデ科イヌタデ属 果実
(2021年10月撮影)
海岸近くの藪に群生していたツルソバ、特に海岸性というわけでもなさそうですが海岸近くで多く見られます
地面を這っている様子はいかにもツル性
密に総状花序をつける、私的には冬の花ですが年中咲いているようです、それなら果実も見られそうですが全くなかった
タデ科なのでこれは花弁でなく萼片、それ程開きません
中央左右に丸く見えているのが柱頭、その間のは柱頭ではなさそう、葯でしょうか
こちらは別の花、やはり柱頭の間に丸いのが見えています、ピントがあってないけどやはり葯かな
卵形〜卵状長楕円形の特徴的な葉
膜状の托葉鞘、筒状で斜めに切れるそうです
果実(2019年1月撮影)
久しぶりに見かけたツルソバの果実、花は沢山咲いていたのに果実は僅かでした、花の咲くのが遅かったのでしょうか
まさしく小豆餡を寒天で包んだ和菓子、5つくらいに別れているようです
幾つか葉の上に置いて撮影、左のはあまり形がよくない
イヌタデ属らしい三角錐の果実、種子ではなく果実です、すると寒天に相当する部分は何になるんでしょう、実に見える部分と比べると大分小さい
大きさは3mm程、微細な凹凸があるので艶はありません

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