(2019年9月撮影) |
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道端の草むらの中に咲いていたツルニンジン、昨年は残骸状態しか見られなかったから早々に見つけられてよかった。画面下に咲いている花、上の3つは蕾、一番上のは萼に包まれているがその下2つのは萼が開いて膨らんだ蕾が見えています。
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蕾の花弁中程に窪みがある。
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窪みが深くなってきています、窪みのおかげで応力が花弁先端にかかって開くのでしょうか。
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開いた花には窪みがありません。
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反り返った花冠縁に突起のような毛が生えています
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花冠先端が反り返っておらず開いたばかりの花、雄しべが柱頭に集まっていて雄性期。
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雄しべが雌しべを支えているようです。花糸は下部がやや太くなる、基部に蜜が見えているような。
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雄しべが1本離れてきています。
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去年残骸状態を見つけた場所、今年は割と多くの花を咲かせていました。これは花冠先端が反り返っている。
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雄しべは雌しべから完全に離れていますがまだ柱頭は完全には開いていません。
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柱頭の内外に毛が生えているが形が違う。外側のは花粉が付いているんでしょうか。
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こちらは柱頭が3裂した雌性期の花。
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ぱっくり開いてます、内側に生えていた毛が見えてないかな。
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ラッパ状の柱頭、短い花柱の下に緑色の花盤な見えている。花糸の基部にも緑色があるがそちらは単なる模様。
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更に開いているのがありました。
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柱頭表面に花粉が付いているかな。
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花冠基部に距の膨らみがある。
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側枝の葉は互生するが、ふつう3,4個集まり時に偽輪生する
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(2014年9月撮影) |
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8月下旬に小さな蕾を見つけていたがやっと咲いていたツルニンジン、開くのに随分時間がかかるもんだ。大きな花に似合わない細いツル性の茎
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この花は模様が同心円状に撮るのがデフォ
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柱頭が開き始めている、雄性から雌性へ変わる頃、柱頭に花粉が付着、柱頭の大きさに比べて花柱は随分細い
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こちらは花柱がすっかり開いています。大きな花には大きなアリが来るのか
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雄しべは二又のフォークのよう、花糸は板状なんですね
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開く寸前の蕾、花弁基部にコブのようにあるのが距でしょうか
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葉は互生で長卵形、これは3枚ですが普通4輪生しているように見えます
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果実・種子(2017年11月撮影) |
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花の時は下向きだけど果実は上向きになるツルニンジン、果柄が黒くなっているので心配でした
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上部が開いて種が飛び出てきます、白いので未熟かと思いましたが元々こんな色のようです
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一つの果実に20個程入っていました
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片側に翼のある種子、花は大きいのに種子は小さく意外な感じがしました
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翼の大きさは5mm程、種子そのものは2mm程度、翼もとって裸の種子を見てみたらよかった
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