ツルマサキニシキギ科ニシキギ属 果実・種子
(2018年5月撮影)
殆ど垂直の岩場に生えているツルマサキ、流石にマサキはこんな場所には生えないでしょう
花は緑色で地味ですが流石にこんなに多く咲いていると目立ちます
こうやってアップで見るとやはりニシキギ属ですね
中央の花柱の周りの薄緑色のが子房、その周りの濃い緑が花盤、雄しべはその端から出ている、4本が綺麗に十字形をなしている、花弁と重ならないように出ています
長い花柱、先端の柱頭は4裂しているようだ、まるでチェスのルーク
葉は対生で楕円形または長楕円形、浅い鋸歯がある
前の場所のはあまりツル性らしくありませんでしたがこちらはスギだかヒノキに這い上がっていていかにもツル性を思わせます。巻き付くのではなく気根で付着して這い登るようです
(2015年6月撮影)
岩場の崖に生えたツルマサキ、枝を横に広げています
さすがに普通のマサキはこんな枝の伸び方はしないだろ、でもそれ以外に違いはあるのかな
葉腋に白い花を多数つける、白花と言っても僅かに黄緑がかっているから一層地味ですね
4枚の花弁に4本の雄しべ、花弁はだんだん反り返っていく
花盤から雌しべが突き出ている。花盤が濡れているようにみえるのは蜜が出ているのかな
果実・種子(2022年11月撮影)
白い実をつけていた樹木
どうやらツルマサキのようです、ツルと言ってもツル性じゃない
4裂する為の筋が入っている、若干赤みがかかっている
果実が裂けて種子が飛び出していました、マユミの種子より少し薄くオレンジ色
果実は4裂、種子も4個入っています、オレンジ色のは仮種皮の色
果実・種子(2012年11月撮影)
マユミの実と一緒にアップしていましたがどうやらマサキではなくツルマサキのようです
果実が4裂したオレンジ色の種子を出す
種子は仮種皮に包まれている

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