ツルカノコソウスイカズラ科カノコソウ属 果実・種子
芽生え
(2017年4月撮影)
ツルカノコソウが咲いていた、主に台地上で咲くカノコソウよりひと足早く咲いてきます
これで高さ10cmに満たず、大きくなれば4,50cmにもなりますがこんな小さなうちから花を咲かせます
日当たりの良い場所で真っ白な花を撮るにはマイナス補正しなくては、と撮影後に気がつく、デジカメだから問題ないけどね
近くにもっと伸びたのもありました
蕾が少しピンクがかっています
花弁も雄しべも雌しべも白なので正面から見ると分かりにくい、一応中央右側に雌しべが見えています
横から見ると雄しべと雌しべが突き出ている様子が分かる、柱頭は3裂だそうです
羽状複葉で側羽片は1−3対で下程小さい。ツル性の走出枝を出すそうでそれでツルカノコソウでしょうか
果実(2017年6月撮影)
すっかり綿毛となったツルカノコソウ、これはもう果実期としても終わりの頃で花序も伸びて間遠くなっています
花後、果実の上に環状になっているのは萼の内側に巻き込まれた冠毛
広がった冠毛、枝毛が多い
冠毛は萼が変化したものだから毛が生えていてもおかしくないけどね、基部は合着している
これは種子ではなく果実、長さ2mm程、隆起線が3本入る
反対側は隆起線が1本だけ
芽生え(2012年4月撮影)
芽生えと言うにはもう大きくなって蕾まで出来ていますが、一応まだ出始めたばかり
周りにたくさんあったのでこちらかなと思ったけどツルカノコソウにしては伸びすぎている感じで違うな。サツマイナモリかユリワサビの可能性があるかも
本葉と子葉はまるで形が違うので見当がつきません

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