ツルグミグミ科グミ属
(2017年10月撮影)
林道脇に生えているツルグミ、数は少なく今んとこ見ているのはここだけ
ツルと言っても他に巻き付くことはなく寄りかかる程度
これなんか相手無しにかなり横に伸びている、ある程度自立出来るようです
葉腋に数個の花を垂れ下げて咲かせる、若い木には花を咲かせないそうです
花弁はなく萼片、グミ属の花はどれも似ている、同じ頃咲くナワシログミと比べると萼筒がホッソリしている
内部には4本の雄しべと曲がった柱頭の雌しべが1本
葉の表は無毛でやや艶がありあまりグミらしくない
葉の裏は赤褐色の鱗状毛が密生しているので赤っぽい、上側の葉は随分朝露がついていますが上向きになっていたんでしょうか、鱗状毛があるから朝露もつきやすいだろうな
(2016年11月撮影)
やっと咲いたツルグミ、去年の開花は10月16日だから一月くらい遅れた、10月半ば来た時は蕾も無かったから今年は咲かないのかなと思っていた
ただ花の数は例年より多かった、例年と言っても今年で3年目ですが
しかも普通なら斜面の上に登って撮らなければいけないのに今年は下まで垂れ下がってきていてその分楽だった。背後に蔓状に見えているのが枝です
葉腋に数個の花をつけぶら下がるように下向きに花を咲かせる、まだ十分開いていないようだ
4個の雄しべと1個の雌しべ、柱頭は普通透明だがこれは灰褐色、花が十分開いてないこともあってまだ未熟なのかな
葉は長楕円形または卵状長楕円形、表は艶がある。グミ属の中で常緑なのは本種の他にナワシログミ、マルバグミ(オオバグミ)の3種だそうです
葉の裏は赤褐色の鱗状毛が密生して赤っぽい

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