ツルドクダミタデ科ツルドクダミ属
(2021年10月撮影)
家の近所で見つけた花、初めはイタドリかと思いましたがこんなに高く登るわけがない、因みにこの家は無人ではありません、電線で分かるように市街地です、しかし電線邪魔だな
調べてみるとツルドクダミのようでした、漢方薬として江戸時代に渡来したのが各地で野生化しているようです、それにしてもこんな町中でこんなに成長しているとは
幸い目の高さで咲いているのもありました、総状花序ですがみな上向きになっています
イタドリに似た花、一応ツルドクダミ属としましたがソバカズラ属だったりイタドリ属だったりと定まっていないようです
花の基部は急激に細くなる、しかし花が密集すぎて目標を定めにくい
日が当たっていると白飛びしやすいので日陰で撮ってみました
雄しべは8本で花糸は基部が広がる、雌しべは1本で花柱は3本、花弁はなく萼片が5枚、その内3枚に外側に翼があり突起のように見えています
翼が大分伸びてきています
未熟な果実、やはりイタドリに似ていて3枚の翼に囲まれています
葉がドクダミに似ているからツルドクダミ、それ以外ドクダミとは縁もゆかりもなくこれも素人迷惑な名前
葉の裏には微毛が生えているようです、腺点はあるかな
最近秋吉台でも確認されたようです、随分高い場所に咲いていました
ここは時々来ていて必ずこの下を通っていたのですが今年からはある植物に近寄れなくなってこの下を通らなくなっていた(^^;)、でも高い場所に咲いているから下を通っても気が付かなかったかも

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