| （２０１８年４月撮影） |
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湿っぽい林縁に生えていたツクシタツナミソウ
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タツナミソウの仲間は花自体ではまず区別が難しいグループです
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タツナミソウとは生えている場所や葉の大きさ、色の濃さなどで区別しています。シソバタツナミソウの変種だそうでシソバの方を見てみたいよ
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花が一方に偏った花序を浪に例えて立浪草、ネジバナのように全方向に花を向けるのもあればこれのように一方だけのもある、花の戦略は様々
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花冠にはうっすら毛が生える、特に上唇上部で顕著
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下唇の白い斑紋がまるであっかんべーをしているよう
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花冠を取り除いてみました、２本の雄しべと１本の雌しべ、シソ科の柱頭は２裂することが多いがこれは１本のようだ。花柱も大抵は雄しべの花糸の間にあるんだけどこれは随分ずれている
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萼片は上下に２裂、上部のは瘤状の膨らみがある。茎は稜があり毛が生える
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| （２０１７年５月撮影） |
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林内の小道沿いに咲いていたツクシタツナミソウ、タツナミソウは台地上の日当たりの良い草地に咲いていますがこちらは日陰で湿っぽい場所に咲いています
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タツナミソウの仲間は多いけど花はどれも皆同じような姿
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蕊は表に出てこない、奥に花糸らしきものが見えています
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丸ごと落ちていた花があったので花冠を除いてみました
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シソ科らしい大小２組の雄しべ、落花なので雌しべはついていません
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葉は長卵形、やや黒っぽいかな。シソバタツナミソウとの区別はよくわかりません、シソバの方が卵形で葉が短そうですが
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葉の裏もやや紫色、これは個体によってかなり違いがある。主脈や側脈上にも毛が生えている
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茎の稜に上向きの毛が生えている
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| 白花（２０１８年５月撮影） |
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普通のツクシタツナミソウの中に白っぽい花を咲かせているのがありました
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葉を見るとどう見てもツクシタツナミソウです
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上唇上部に僅かに色が残っていますがほぼ白花
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こちらももう少し色が残っていますがほぼ白花、まるでキョンシー。白くなると幽霊感が増すな〜（笑）
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中途半端に色が残っていると美しさもほんとどっちつかず
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| 閉鎖花（２０１６年８月撮影） |
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湿っぽい林道に生えていた、葉の様子からしてツクシタツナミソウだと思うのですが
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花とも実ともつかないのが出ています、閉鎖花でしょうか
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右側が萼片、閉鎖花も開放花と同様毛深い
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茶色いのは去年の花の残った萼片と思われます、下の方の緑色のが今年の萼片かな
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閉鎖花なら花弁を出す必要もなさそうで萼片だけのこれが本来の閉鎖花なんでしょうか
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色違いのもありますが左のも去年のではなさそう
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