(2018年5月撮影) |
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空き地に群生していたツボミオオバコ、北米原産の外来種で増えてきています
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花茎を伸ばした様子はまるでチンアナゴのよう
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毛深い花序、緑色のが萼片でその上の淡褐色のが花弁、雄しべは外に出てきません。蕾のまま終わるから蕾大葉子と名付けられましたが実際は開くこともあります
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花弁から細いものが出ていますがこれがどうやら雌しべのようです
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根生葉の様子
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葉は倒披針形で毛が多い
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腺毛が混じっているようにも見えます
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(2016年4月撮影) |
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荒れ地に群生していたツボミオオバコ
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花が開かず何時までも蕾の様に見えることから蕾大葉子ですが花が開いているのも結構見かけます
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オオバコらしく下から咲き上がっていきます
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一つの花は花被片4枚、雄しべは4本。オオバコなら上の花に雌しべの花柱が出ていますがこれは目立ちませんね。全体に毛が多い
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花穂中間辺り、花被片が開いているのと閉じているのとの境目辺り
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花穂頂部、花は僅かに開いているがやはり雌しべは見当たりません
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葉は根生葉だけ
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倒披針形の葉、やはり毛が多い
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(2013年5月撮影) |
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秋吉台では初めてのツボミオオバコ、同じ外来種のヘラオオバコは遊歩道沿いの至る所で見られますがこちらはまだそれ程の広がりはないようです
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花が開かず蕾のままであるところから蕾大葉子
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でも中には開いている花もあります。ここでは開いているのは少なかった
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花冠が平開し葯を持った雄しべが出ている。長い毛のようなのが柱頭のようです
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葉も茎も毛が密生
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果実・種子(2020年6月撮影) |
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すっかり茶色になって枯れているツボミオオバコ、でもまだ種子をばらまく必要があるので倒れるわけにはいきません
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元々開く花は殆どないので果実期と言っても色が違うくらいです
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果実の先端に花被片がそのまま残っています、下部は毛が生えた萼片
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果実上部が蓋、下部がカップのようになった蓋果、画面上の果実では花被片がロケットのノーズコーンのように開いていますが開かずに残っているのも多い
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葉の上にばらまいてみました、軽く触れるだけでバラバラになります
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中央の果実にはまだ花柱の跡が残っている、果実内部には仕切りがあり2個の種子が入っています、左側の種子は腹部が見えていて平面で中央部が凹んでいる
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種子の大きさは2mm程、楕円体で背面は球面、微細な凹凸がありますがほぼ平滑です
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果実・種子(2019年6月撮影) |
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茶色くなってすっかり果実期になったツボミオオバコ
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果実先端は花被片に、下部は萼片に覆われている
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穂をこさぐと簡単にバラバラになります
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カップ状に見えているのが果実の下部、横に割れて種子が出ます、一つの果実に2つの種子、オオバコは4−8個
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種子の長さは2mm弱、細かな凹凸がある、2個が向かい合って入っているので片側は平面になっています
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平面側には窪みがある
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