トキソウラン科トキソウ属
(2022年5月撮影)
湿地に群生しているトキソウ、福岡県の絶滅危惧TAに指定、保護されているので近寄れません、近寄ってはいけません
こういう場所では時折逸れものがいるので周りを巡ってみましたが全く見かけず、一番近いのを望遠で撮影しましたがこの状態、なんとかトキソウと分かる程度です
少し離れた場所にもありこちらはもう少し近寄れませんがこちらも保護されていて近づけません
でも他の場所で他の野草を探していて見つけました、ここならマクロで撮れる。以前見たのは08年なので14年ぶり、意外と小さかった、頭の中で記憶が変質していたようです
大きさ2cm程、左右に伸びているのが側萼片、背後のが背萼片、花の後ろのは葉ではなく苞です
赤い筋状の模様が入っているのが側花弁、日が当たっていてとても綺麗でした、唇弁は突起だらけでど派手
花の奥に見えているのが蕊柱のようです
横から見ると背萼片が反り返っています
茎葉は普通1枚だけ、基部は翼となって茎に流れていますが鞘状にはなりません
側にもう一つ咲いていました、こちらはまだあまり開いていません
記念の青空バック
(2008年5月撮影)
水がじゅくじゅくするほどの湿地に咲いていたトキソウ。初めてだしここに咲いているとは思わなかったから嬉しかった
朱鷺の羽の色に似ているから朱鷺草、確かに色は綺麗だけど姿は少々グロテスク、これもラン科故か
下に広がるのは花弁でなく苞葉だとか
髭もじゃ親父(違)、ほんと色は綺麗なんですけどね

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