トキリマメマメ科タンキリマメ属 果実・種子
(2021年9月撮影)
2年ぶりのトキリマメ
葉腋に総状花序をつける、同じツル植物のオニドコロが見えています、ツル植物同士が絡んでいると葉の区別がしづらくなる、これは全く違うので大丈夫ですが
旗弁翼弁竜骨弁どれも黄色、小さい割に旗弁の割合が大きい
花はタンキリマメによく似ています
萼に毛や繊毛が生える
顎の下に無精髭(笑)、これは腺毛だと何とか分かります
蕾の頃だと腺毛が分かりやすい、でも黄色だからあまり腺毛らしく感じません、葉柄にもあるようです
タンキリマメとは花は似ていますが葉が違います、タンキリマメは頂小葉が四角い感じ、毛も多い
葉の裏に腺点がある、これも黄色い
茎に長毛が密生
こちらは別の場所、既に果実が出来ています、短毛が生えているようです
熟すると赤くなります、こちらは毛が目立ちませんがタンキリマメは熟しても毛が多い
(2017年8月撮影)
こんなとこにもあったトキリマメ、これで予定していた林道に行かずにすんだ、時間の節約(笑)
ツル性ですが絡む相手がいなかったのかぶら下がってきています
トキリマメとの一番の違いは葉の形、形だけでなく大きさも大きいので別名オオバタンキリマメ
葉腋に総状に花を付ける
花はトキリマメにそっくりです、竜骨弁の先端が尖る
萼片に毛が生える、腺点もあるそうです
萼片が萼筒より短いのが特徴、タンキリマメは下側の裂片が長くなる
茎に毛が多い、トキリマメはもっと毛深いようです、茶色いのは托葉でしょうか、トキリマメとの区別点は幾つもありますがやはり葉の形で区別するのが一番のようです
果実・種子(2018年11月撮影)
おやこんなとこにもあったトキリマメ、日に当たった真っ赤な果実が綺麗だったので撮ってみました
莢も綺麗だけどやはり種が出た状態を撮らなくてはね、これも2色効果で目立たたせています
一つの莢には普通2個の種子が入ります
真っ黒艷やかな種子、マメ科で莢が食べられるのがあるけどこれも食べられたら料理の彩りになりそう
果実・種子(2016年10月撮影)
赤い鞘のトキリマメ、見慣れているからそれ程思わないけどマメ科の鞘の色としてはかなり異色なんでしょうね
豆は普通2個ですが偶に1個のもあります、でも3個以上は見たことないな
鞘が割れて真っ黒な種子が見えてきます、2色効果のモデルのような果実。積極的に種子を飛ばすこともなさそうで何時までもついています、あくまでも鳥に食べてもらうつもりでしょうか
鞘も綺麗だけど真っ黒で艶やかな種子も綺麗

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