(2021年4月撮影) |
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崖の下で花を咲かせていたトベラ、左の葉は多分シャリンバイ、どちらも海岸で見かける樹木です
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本年枝の先端に集散花序をつける、花序の周りに葉が集中しまるでキク科の総苞のよう
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雌雄異株だけど久しぶりに撮ったのですっかり忘れてた(^^;)、しかも雄しべも雌しべも見えているから異株なんて全く思わず
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子房の膨らみはあるし柱頭も生き生きしてるし花粉は見えてないから雌花かと思ったけどもっと子房が膨らんでいるようです
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花粉が出ているから雄株のようです、でも出方が悪いな
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花の周りの葉には微毛が生える、微毛と言うには結構長い、成長すると脱落し無毛になる
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(2012年5月撮影) |
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トベラは雌雄異株という去年の宿題、見てきました、まずこれは雄花
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雄しべの大きな葯が見えているけど中央に雌しべの花柱も見えているし
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葯から花粉が出ているけど柱頭も見えているから去年までは雌雄異株とは思いもよらず
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こちらは雌花、葯が雄花のより小さいけどこれだけ見てら両性花に見える
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これくらい葯が小さくなるとさすがに雌花だと分かるな、でも去年まではこれを見ても分からなかったんだろうな
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花は白から黄色になってきます。雄花でも変化するから黄色くなるともう蜜が出ないよという昆虫へのサインだろうな
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右が雌株、左が雄株、全般に雄株の方が花付きがよかった
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果実・種子(2014年11月撮影) |
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常緑なので冬になると赤い実が目立つトベラ
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赤い実と書いたけど赤いのは種で本来の実は黄色く熟す
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実が三裂して中の種が出てくる、実と言っても人間の感覚では皮ですね。種は水飴で絡めているようにまとまっている
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なので下向きになっても落ちません。散布は鳥に食べられるしかないんだろうな。そんなに栄養があるようにも見えないけど結構食べられるのか冬も過ぎるとなくなっているのも多い
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お馴染みのトベラ、今まではこの状態で実としてアップしていましたが種子としてアップするため撮り直し。肉眼ではもう少し黄色く見えたんですが写真だと普通に赤っぽいですね
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種子が粘るので水洗い、指で摘んだ時はそれ程粘らなかったのですが水洗いしている内に手に鳥黐が付いたようになって往生しました
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水洗い済み、皮を剥こうとしたがちょっと難しい
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二つ割りにしてみました、白餡が詰まったお菓子のよう
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白いのは胚乳でしょうか、種皮は随分薄くこれだと鳥が食べると簡単に消化されそうですね。でも植物にとっては消化されるとまずいから一定の数消化されずに残るのかな
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