(2017年7月撮影) |
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もうあちこちで見かけるようになったチシャノキ、ここも初めてですが暫く来ない内にすっかり花が終わっていた
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何とか残っているのがありました、小さな花を円錐状につけます
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ムラサキ科と言えば草本を思い浮かべますが木本もあるんですね、でも花だけ見るとどこに共通性があるんだ、5数性くらいのものか
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花柱が長く柱頭が2裂している
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花が丸ごと落ちているのもありました、高木で手が届かない場合有効ですが雌しべがついていないのが欠点、花序についたまま茶色くなった花も多いですが丸ごと落ちるのもあるようです
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花弁と雄しべが落ちて丸い子房と花柱だけが残っている
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去年見つけた別の場所にも来てみました、この途中でも何本も見つけたな、こちらはまだ花盛りの花序もあれば茶色く終わりかけているのもある
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殆ど蕾で咲き始めたばかりのもありました、樹木ごと花序ごとで随分違うようです
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葉は互生で倒卵形〜倒卵状楕円形、浅い鋸歯がある、別名カキノキダマシ、確かに似てないこともない
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(2016年6月撮影) |
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今まで秋吉台に見つけていたチシャノキは2本だけどどちらも高木で花に全く手が届かず、それどころか花が咲いているのも確認しづらい状況でした。でもこれは間近に見られる
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車で走りながら最初に目に入ったのがこれ、チシャノキだと直感。今までも花の時期にこの側を何度も通っていただろうに全く気が付かなかったな
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同じような円錐花序を付けるネズミモチもありますがそちらはもっと白いし円錐花序も横向きになっているのも多い、こちらはほぼ上向きだけです
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やはり樹木の花だってマクロで撮りたいよね。ここなら秋の果実も見られそうだ
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花冠は5裂、先端が反っているようです。雄しべは5本、雌しべは1本、奥に子房が見えている
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柱頭は2裂している
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倒卵形〜倒卵状楕円形の葉、浅い鋸歯がある
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果実(2021年8月撮影) |
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家の近所で4本のチシャノキを確認していますがこれは古い民家の側にはえています。わざわざ植える程の樹木じゃないから前から生えていたんでしょうか
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こちらは比較的新しい住宅街(と言っても2,30年はたっているでしょうが)、住宅脇に生えています。ここも植えるような場所ではないけど以前から生えていたのなら住宅開発の時に切り倒されただろうしよくわかりません
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結実率はいいようで果実が鈴生り状態です、黄色い果実ですが一部まだ緑色のもあれば熟して濃いオレンジ色になっているのもあります
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大きさは4mm程、更に熟すると色が濃くなるのでしょうか
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ジューシーな果肉に包まれた核果、半球形で2個入っていました
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表面はかなり凸凹しています、敷いている葉はアカメガシワ、こういう時に限って星状毛がよく撮れている
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果実(2012年9月撮影) |
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遥か頭上になっているチシャノキの実
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黄色い実が沢山生っていました
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実の大きさは3mmくらい、黄色からどのように変化していくのかなと注意していたら赤黒くなってきていました
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水分が抜けて小さくなり干しぶどうのような感じです。鳥にとってはどの頃が食べ頃なのかな
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樹皮(2014年12月撮影) |
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家の近所で初めて見かけたチシャノキ、花はこちらから。灰褐色で縦に浅く割れる。よくあるパターンなのでこれだけではまず無理だな。途中に乱れがありますが成長の過程で何かあったのでしょうか
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