タチイヌノフグリオオバコ科クワガタソウ属 果実・種子
芽生え
(2020年4月撮影)
ヒメナズナを撮っていて近くに咲いていたこれに気が付きました
これは高さ3cmとちょっと低いけどどう見てもタチイヌノフグリ
問題はこちら、高さ1cm程度
花はどうみてもタチイヌノフグリ
でも葉が線形でまるで違う、これから広がっていくのかな、まさか別種。他の野草に混じって咲いていたようでもないし
これは2枚めの写真の花、こういう時に限って鮮明に写る
(2018年2月撮影)
やっとタチイヌノフグリが咲いていた、画面中央や下の方に見えています
下から見上げると茎が立ち上がっている様子が分かります、花は見えなくなるけど
花柄が殆どなく葉の中に埋まっているようで撮りにくい
花の大きさも3mm程度と小さいからカメラを近づけるとカメラの陰になってしまう
扁平な柱頭、雄しべは2本、花冠は4烈と他の仲間と変わりなし
雄しべから花粉が出ている、柱頭にも花粉がついているようだ、多分自家受粉するかな
葉は対生で葉柄がないから茎を挟んでいるように見えます。茎や葉に毛が生えているがフラサバソウ程ではない
これで一株だけ、基部で分岐して多数の茎を直立させています
(2017年1月撮影)
この公園では割と多く生えているタチイヌノフグリ、殆ど草むらの中ですがまっすぐ立ち上がっているので分かりやすい
花の大きさは4mm程度とフラサバソウやイヌノフグリと変わりないけどこれが一番小さく感じる、葉の基部に埋もれるように咲くので撮りにくさも一番
花自体もあまり開きません、これはもう自家受粉しているのかな
柱頭は扁平、毛が生えているようです
広卵形の葉、影で分かるように表に長毛が生えている
茎にも長毛が多い
果実・種子(2019年3月撮影)
冬でも花を咲かせているタチイヌノフグリ
3月初めだけど既に果実がなっている、これはやはり陰嚢と言うよりハート形
上部が開いている、果実の縁に開出毛が生えている
大分開いて中の種子が見えています
長さ1mm程の楕円形の種子
意外と扁平で腹部が凹んでいる、微細な凹凸があるようです
芽生え(2023年4月撮影)
タチイヌノフグリを撮っていたら根本の芽生えが目に入りました
他の野草があまり生えていない場所を選んで撮影、ここに見えているのはどれもタチイヌノフグリかな
これで1.5cm程、一番したのが子葉でしょうか
これで5mm程、確証はないけど間違いないかな、これも一番下のが子葉のようです

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