(2021年6月撮影) |
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久しぶりに訪問してみたタシロラン、ここは猛烈にヤブ蚊が出るので敬遠していました。過去記事を見ると9年ぶりか。今回は直前に防虫スプレーをふりかけて突入、すぐにヤブ蚊がブンブン飛び回っていましたが幸い刺されたのは1ヶ所だけでした
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高さの揃った3兄弟(姉妹)、これで高さ15cm程
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茎上部に総状花序をつける、一つの花の寿命は4日程、株全体も2週間程度だそうで花期的にも日の当たり具合程度もちょうどいいタイミングで訪問したようです
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まるでつまんだように花をぶら下げています、丸い部分が子房でその上のが苞葉でしょうか、距に蜜が溜まっているのが見えます、かなり粘りがありそう
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苞葉は膜質で唇弁と同様赤い斑点があります、子房には翼があるようだ
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木漏れ日が直接当たるのでもなく日陰でもなく程よい光加減でした
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これが一番開いていた花、下のが唇弁で上のが背萼片、左右のは重なり具合からして幅広いのが側花弁で細いのが背萼片でしょうか
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唇弁には赤い斑紋、奥に見えているダルマさんの下の部分が約棒、黒くお目々のように見えているのも名前があったような
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唇弁左右はガラスのような半透明、縁にギザギザがある、中央に2条のトサカ状突起があるそうだが分かりにくい
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茎下部に花をつけない苞葉がありこれにも赤い斑紋がある
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付近を探してもう一ヶ所ありました、こちらには10数株まとまって生えていました
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花を2つしか付けていない小さなのもありました
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(2012年7月撮影) |
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薄暗い林の中に咲いているタシロラン、今年はちょっと少ない感じでした
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林の中で風があまり吹かないせいか細い茎なのに随分背が高く30cmくらいあるのもあります
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これはどういうわけか倒れているけど先端が頑張ってまた真っ直ぐ伸び始めている
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色は地味だけど薄暗い林の中ではこの方が目立つんでしょうね。唇弁の赤い斑点がプチお洒落
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唇弁内側に鶏冠状突起があるそうだけど見えているかな。訪問する昆虫の足がかりでしょうか
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あまり開いている花は少ないけどこれは思い切り開いていた。中の蕊柱が見えてます
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この部分を葯帽と言うそうで中に雌しべや花粉塊が入っています。薄暗い場所での撮影だから思い切りノイズが入っているな
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(2010年7月撮影) |
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今年も咲いてくれたタシロラン、落ち葉の間からニョキニョキ
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枯れ枝の間からもニョキニョキ。まだ蕾が多くこれからまだまだ咲くだろうけど藪蚊が酷くて二度と行く気になれないな
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コレが一番背が高くて高さ40cmくらい
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花も一杯付けていた
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飾りを一杯付けた柱
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下向きに咲く花。丸く見えているのは雌しべなのかな
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下唇弁に赤い斑点、ささやかなおしゃれ
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これだけがめいっぱい開いてた
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花も横向き
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雌しべ?もクロっぽくなっていて花の終わり頃こうなるのかな
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