タケニグサケシ科タケニグサ属
(2017年7月撮影)
背の高くなるタケニグサ、これで優に2mを超えています
花序全体も枝分かれした花序も下から咲いていく、白い蕾で見えているのは当然萼ですが開花時に脱落します
花弁はなく多数の雄しべばかり目立つ
上半分やや幅広くなっているのが葯でしょうか
確かに花粉が出ているようです
花糸はクネクネ、中央に細長い子房と柱頭、2裂している
花の終わりには雄しべもすっかり落ち子房と柱頭が残っている
葉は10−30cmと大きく菊の葉のように裂ける
線形の苞葉、茎も葉柄も無毛ですがこれには毛が生えている
(2016年7月撮影)
初めてのタケニグサ、崖下に生えていた
背が高くてこれで2.5mはあったでしょうか。大きな円錐花序で下の方から咲いていきます
まるで綿毛のようだけどこれでも花
花弁はなく雄しべと雌しべだけ、萼は開花と同時に落ちる
長い子房と短い花柱その上に柱頭が見えていますが2裂しているようです
雄しべの花糸は糸状でクネクネしている、葯は線形であまり葯らしく見えませんが花粉が出ているのが分かります
茎は白く太く無毛、中間辺りで3cm以上あったでしょうか。中は中空だそうでそれから竹似草と名づけられたようです
葉は中裂し菊の葉ににています
裏は白く葉脈がハッキリ見えています
縮毛が密生しています

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