タカサゴソウキク科ニガナ属 果実・種子
(2019年5月撮影)
全国的には希少で環境省の絶滅危惧U類、本県でも準絶滅危惧種に指定されていますが秋吉台では割と見られ特にこの辺りでは大群生しています。背景に黄色く見えているのはハナニガナ
真っ白な花
ここまで真っ白なのも意外と少ないです
ニガナ属らしく長い蕊に花粉まみれの花柱
花の裏側は淡紫色になることも多いですがこれは裏まで真っ白
これはごく僅かに紫色を帯びているでしょうか
花が萎んでくると水分が抜けて色が凝縮されるのか赤紫色になっている
淡紫色の花もあります
やはり裏側も淡紫色
淡黄色の花もありますがこれは少なくこの辺りにまとまって咲いていた、左下のが普通の白い花
白い花を見た後だから気がつくようなほんと淡い淡い黄色
裏側もやはり淡黄色でした
舌状花の数は23−27だそうですがこれは数えにくいけど30枚くらいあります、何事にも本に載っているようにはいかない
(2018年4月撮影)
全国的には希少ですが秋吉台では普通に見られるタカサゴソウ、それも遊歩道を歩かなくても楽に見られる場所もあります。なので私が見たいのはシロバナニガナなんですけどね、未だ未見
舌状花が多く20数枚、真っ白な花もありますがこれは若干黄色がかっているような
やはり青空バック
やはりクルリン柱頭(笑)、花柱が花粉まみれ
舌状花の裏側は紫色がかっているのも多い
総苞内片は細長いが外片は極短い
(2016年4月撮影)
草むらの中に咲いていた白い花タカサゴソウ
日当たりの良い乾いた草原に咲きますが全国的に絶滅危惧種になっていて本県でも準絶滅危惧種に指定されています
真っ白な花、天気も良くてほんと真っ白でした
裏側も真っ白、総苞片は細長く基部に卵形の小さな総苞外片があります
日当たりの良い乾いた草原に咲く、全国的にこういう環境が少なくなっているから減少しているんでしょうね
青空に真っ白な花が映えていました
この辺りに咲いているのは知っていましたがこんなに大群生しているとは思わなかった
少し色が付いているのもありました
裏側を見ると表側より濃い赤紫色です
更に色が濃いのも
裏側はもう完全に赤紫色です
根生葉の様子、これは中裂していますが形は様々。すぐ上に見えている茎葉は茎を半ば抱いています
果実(2018年5月撮影)
すっかり綿毛となったタカサゴソウ
萼片が開いて痩果が見えてきています
舌状花も白いけど冠毛は真っ白、タンポポとよく似ています
仲間はすっかり飛び立ったけど一つだけ行き遅れているのがありました、一つだけ撮るにはこういうのが最適
細長い痩果、縦溝が走っている、先端部が細くここが嘴と言われている部分でしょうか、これもタンポポのと似ている
果実(2015年6月撮影)
遊歩道沿いではなかなかお目にかかれないので綿毛を撮ってみました。ニガナというよりハナニガナ似ですね、右側には展開し始めたばかりの綿毛
綿毛には枝毛はなさそう、痩果に縦に溝があります

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