| 雄株（２０１８年５月撮影） |
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林の中に生えているタカノツメ、時には高木になるけど幹はそれ程太くならないような
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名前は御大層だけどウコギ科の地味な花、冬目が鷹の爪を思わせるから名付けられたそうです
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近くにもう１本ありました、雌雄異株だけどここは雄株だけだった
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球状の散形花序、周辺部から咲いてきます。普通４数性だが５のも混じっている
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反り返った花弁、雄花だが雌しべの花柱も残っています。花盤に蜜が溢れている
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| 雌株 |
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後日別の目的で来てみたら雌株がありました、それも２本、なんで今まで気が付かなかったんだ
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雄花序に比べて雌花序の花の数は少なそうです
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雌花に雄しべはない、既に花弁も落ちてクルリンした雌しべの花柱が残っていた
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| 葉 |
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葉は互生で短枝の先に集まってつく、３出複葉
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| 雌株（２０１７年５月撮影） |
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林縁に生えていたタカノツメ、右側に見えているのが幹で枝が柔らかいのか垂れ下がり気味
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短枝の先に散形花序を出す、雌雄異株でこれは雌株
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花序は疎らで枝分かれしているようだ
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花弁は落ちているようです、雌花に雄しべはなく花柱は２裂
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こちらは別の時期に撮った雌花
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花弁は４枚、２裂した柱頭が突き出ている。雄花の方は雌しべが残っていたがこちらは雄しべは残っていないようです
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雄花の花弁は反り返っていたけどこちらは平開、これから反り返るのかな。先端が爪のよう尖っている
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| 雄株 |
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同じ場所に雄株もありました、枝はまるで蔓のようです
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近くに雄株がありました、枝が垂れ下がっている様子が分かります
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目の高さに咲いているけど足場が悪い
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雄花序は雌花序に比べて随分密集、枝分かれもしていないようです
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４枚の花弁は反り返り雄しべは突き出る、雄花だが１本の雌しべがある
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| 果実・種子（２０１９年９月撮影） |
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沢山の実をつけたタカノツメ
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黒紫色の果実、結構実付きがいい
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下の方は疎らでした、実のついていない小花柄が少ないから鳥に食べられたのではなく初めから少なかったようだ
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大きさは５−７ｍｍ、大きさにばらつきがあり早いもの勝ちか、先端に花柱の跡があり下のは２裂しているのが分かる
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先端にクレータのような窪みがある、花床の跡でしょうか
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カットしてみると３個の種子が入っていました、普通２，３個だそうです
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ミカンの房のような種子、大きさ５，６ｍｍと果実より一回り小さい程度
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ミカンの房のような種子、大きさ５，６ｍｍと果実より一回り小さい程度
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お腹側、結構凹凸がある
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| ダニ室（２０１５年５月撮影） |
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葉脈の付け根に膨らみがあリます。クスノキでよく見かけるダニ室のようです
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裏から見ると網目状でこちらから出入りしているようです
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