| （２０１９年８月撮影） |
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一面に広がって藪を覆い尽くしていたスズメウリ、ここは初めての場所、去年までは生えていなかったから今年初めて出てきたのは確実
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ただ大群生していた割には花の数は少なかった、まだこれからなのかな。雌雄異花で右に見えているのが雄花、左のが雌花
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花冠の下に丸く見えている花筒、その下に細長い子房
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雌しべは３本、更に柱頭が２裂しているようです
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こちらは雄花、黄色く見えているのが葯でしょうか、花弁に毛が生えているようです
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下側に花筒はあるが子房の膨らみはない
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特徴的な三角状卵心形の葉、粗い鋸歯があり先端が突起のようになっている
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葉の表面に短毛が密生
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裏の主脈上に長毛が生えている
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葉脈に上向きの伏毛があるが上側だけのようだ、長毛も生え腺毛も混じっている
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茎にも腺毛、ずいぶん長い
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葉と対になった巻きひげ、これはまだ巻き付いていないので真っ直ぐ、葉は互生だそうでこれも托葉が変化したものでしょうか
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相手に触れると中間辺りから捻れていきます、なので途中から巻きの向きが変わっている
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| （２０１８年８月撮影） |
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猪除けの柵に絡んでいるスズメウリ、他のツル植物もあって目立ちませんが。この辺りにこのような状態のが多くありますが夏の暑さと水不足で枯れることも多い
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花冠は５裂、大きさ５，６ｍｍ程度。雌雄異花でこれは雄花、雄しべは３本、黄色い葯が見えている
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葉腋に単生、花柄は長く子房の膨らみはない
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こちらは雌花、雌しべは３本、柱頭が２裂しているようだ
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柱頭の下に短い花柱、花の下に子房の膨らみがある
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これが一番良く撮れたのですがそういう時に限って蟻がいっぱい
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三角状卵心形の葉、浅く粗い鋸歯がある。独特の形でこれは覚えやすい
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巻きひげで相手に絡みつく、先端が相手に触れると中央辺りから捻れてくるので巻き方が前後で逆になっている
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既に果実が生っていました、子房の形に比べてこちらは真ん丸。色飛びしていますがまだ緑色、熟すと白くなります
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| 果実・種子（２０１６年１０月撮影） |
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フェンスに絡まって沢山の実をつけたスズメウリ、ここは毎年多くの実をつけます
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白く熟すという野草の実としては少数派
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皮を剥いてみました、黒い種が見えてます
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慎重に割ってみると種子が３列になっているのがわかります。見が簡単に潰れるので以前見た時はグチャグチャににしてこんな構造見えなかったもんな、各列に８，９個の種子があるようです。どの列も端の種子が白くなっていますが偶然なんでしょうか
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種子の大きさは７，８ｍｍ、白いのは秕でしょうか
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扁平な種子は中央と周辺部が膨らみその間が窪みとなっています。中央のは胚乳による膨らみ、周辺のは種皮が肥厚したもののようです、水に浮きやすくしているんでしょうか
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