(2020年10月撮影) |
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アキヨシアザミを撮っていて側に生えていたスズメノヒエ属、なんと本家さんじゃないか!、と驚く程久しぶりの出会い、6年ぶりでした。近頃は外来種のシマスズメノヒエに押されてすっかり減っています
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花序の総は3−6対、見かけはシマスズメノヒエとよく似ていますが葯が黄色いのが決定的に違います
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小穂は2列、シマスズメノヒエは4列
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こちらは3列のように見えます、まれに3,4列のがあるそうだ
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黄色い葯にブラシ状の黒い柱頭、小穂は無毛、シマスズメノヒエは毛が生えるそうです
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総の基部に長毛が生える
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葉舌は膜状、葉鞘に長毛が生える
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(2014年9月撮影) |
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台地上でも遊歩道沿いはシマスズメノヒエばかりですがここではスズメノヒエが小群落を形成していました、在来種の砦のような場所
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外来種は葯の色が黒紫色だけどこちらは黄色なので違いがすぐ分かります
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小穂は2列
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日焼けしたわけではあるまいに何故か片側だけが赤くなっていました。余談ですが今夏は雨が多くて撮影には苦労しましたが日焼けの心配がなかったのが唯一のメリットでした
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穂が赤いと上から撮っても草むらに埋もれることがありません
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(2013年10月撮影) |
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もうシマスズメノヒエばかりでなかなかお目にかかれなくなったスズメノヒエ
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雄しべの葯が黄色だったらほbスズメノヒエと断定していいかな、タチスズメノヒエも黄色だけど花序の枝が殆ど開かなくて区別は容易。他に湿地を好むキシュウスズメノヒエや乾燥地を好むアメリカスズメノヒエがありますがこれはどちらも花序の枝が普通2本だそうだ
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丸い小穂が並ぶ様子は可愛い。他と比べてこれが一番丸っこいような
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別の場所でも見かけました。この田圃はあまり農薬を使わないせいか田圃系の野草をよく見かける
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シマスズメノヒエは小穂の縁に毛が生えるがこちらは無毛
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小穂が赤くなってきています
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(2012年9月撮影) |
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上から見ると分かりづらいですね、小穂が開いてついているのが分かるでしょうか
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葯が黄色い、これは在来種のスズメノヒエだわ、ということでパチリ。ただ外来種のタチスズメノヒエも葯が黄色いけど小穂は殆ど開かないで軸につくそうだ
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小穂付け根に長い毛があるが小穂には毛はない。シマスズメノヒエには毛がある
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黄色い葯にブラシ状の紫色の雌しべ(正確には柱頭)、地味なイネ科もここまで撮れるとお気に入り
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小花は2裂に並ぶそうだがこれはちと変則的かな
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この濃い赤紫色の部分はなんと言うんでしょう、苞穎?護穎?、名称は難しい
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