ススキイネ科ススキ属 果実
異型
(2018年10月撮影)
ススキは普通に見られるので撮るのも気分次第、そろそろ花が少なくなる季節だし逆光気味に輝いている様子が綺麗だったので撮ってみました
これは色が濃くムラサキススキかもしれない、秋吉台では普通に見られます
果実になるのも早くこれも一部で白くなって果実になっています。でもこのように花盛りのもあるから花期は結構長そう
イネ科らしい雄しべと雌しべ
細い花糸にぶら下がった大きな葯、黄色い部分が葯隔になるんでしょうか、先端に穴が開いているのも見られます
ブラシ状の柱頭、小穂の細かな説明は面倒で面倒で、これもイネ科が嫌いな理由の一つ(^^;)、細かな点々がありますが花粉なんでしょうか
これは以前の写真ですが疑似餌のような果実、先端の棘のようなのが芒でよく似たオギにはありません
秋の七草の一つですが花自体を愛でるより(そもそも花と感じないけど)風景の中の要素として楽しむ面が大きいかな。これもムラサキススキのようです
(2021年9月撮影)
ちょっと変わった感じだったので撮ってみたススキ
花穂が随分クネクネしています
まるでパーマをかけたよう
よく見ると蕊が全く見当たりません
黒っぽいのが隠れているように見えるがこれが雌しべなのかな
同じ株立のもう一つも同様でした
クネクネしすぎ、でも赤っぽい色が綺麗だった
花穂の基部に一つだけ小穂がポツンとあった、雌しべが隠れているかな
同じ株立の中の他のはみな普通に蕊が出ていました、でもよく見ると蕊が出てなくて他より太いのが1本あるような
雄しべの葯がぶら下がっている
ブラシ状の雌しべ、普通は出てくるのですがこれはあまり出ていない
(2023年12月撮影)
すっかり枯れススキになっていたけどこれも強風が吹かないと飛んでいかないのか結構長く残っています、ススキの果実そのものは撮ってなかったので撮ってみました
長柄と短柄の小穂が対になってつく、果実がなるのは長柄の方だけ
綿毛が目立ちますがこれは果実の基部から出た基毛、先端には長い芒がある、果実を包んでいるのは第一苞穎と第二苞穎か、とにかくイネ科の用語は難しい
内部の赤褐色のが果実で穎果、先端に花柱の跡がのこている、半透明の膜のようなのが第二消化の護穎でしょうか

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