シュウカイドウシュウカイドウ科シュウカイドウ属
(2023年7月撮影)
石垣の隙間に咲いていたシュウカイドウ、もちろん逸出物、その下のはよく見かけるヒメツルソバ、その上の細い葉はオリヅルランでしょうか、ここは2年前解体された跡地、砂利を敷かれているせいかまだ草茫々になっていません
雌雄同株異花でこれは雄花、上下に見えているのが萼で左右の小さいのが花弁、内花被片外花被片とも言う
雄しべ、花粉は出ているのかな
下の方に雌花がありました(左)、雄花より数は少なそうでラッキー
こちらは雄花ほど花弁や萼片の違いがなさそうです、しかも8枚くらいある
花柱は3本、それぞれが2岐している、柱頭に細かな毛が生えている
透過光で見ると花被片が輝いている、まるで細胞一つ一つが見えているようです、実際一つ一つの細胞でしょうが
葉は偏心形、左右非対称になるがこれはまだ若葉のせいなのかそれ程でもない
(2015年8月撮影)
何時もの場所のシュウカイドウ、日陰で湿気の多い土地に野生化しているそうでここはまさしくそんな場所。木漏れ日が当たってますが
雌雄異花で先端に雄花、下の方に雌花が咲く。子房に3つの翼があるそうでそのように見えている。上手に育てないと雌花は咲きにくいそうだが野生化した時はどうなんだろ
大きいほうが萼片で小さいほうが花弁、色の対比が美しいけど昆虫にはどう見えているんだろ
裏から見ると萼片の方が確かに下側にあります。その下から雌花がでるようです。茎と花柄の太さが違う
黄色い雄しべが球状になっている
左右非対称の葉、それにしても随分違うな
(2013年10月撮影)
中国からマレーシア原産の外来種で庭に植えられているのは見たことがありますが野生のは初めて見ました
逸出の可能性もありますが民家とは全然離れた場所なので野生としてもいいでしょう
雌雄異花でこれは雄花、背後に赤く見えているのが雌花。撮影時点では異花なんて全く知らなかったから雌花はよく撮ってなかったよ
大きいのが萼片で小さいのが花弁だそうです。ともに2枚というのも随分変わってますね
黄色い葯が球状に集まる。そんなに薄暗いとは思わなかったが鮮明に撮れてないな
こちらが雌花、花と言うよりもう実になりかけているかな。三つの翼が大きくなってきている
黄色い雌しべの柱頭、よく見ると雄しべの球状とは形が違います
大きな葉、これで20cmくらいあったでしょうか。左右非対称、わかりにくいですが葉腋に小さく白く見えているのがムカゴだそうです

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