シュクシャショウガ科シュクシャ属
(2019年10月撮影)
植えられているのを時折見かけますがこれは完全に野生状態のシュクシャ、ここは時々来ているのでこれも認識してはいたのですが名前を知ろうともせず、逸出物は時折こういうことがあります
この日はシュクシャだと突然認識したので撮る気になりました。ただ名前は混乱しているようで別名がハナシュクシャだったり花シュクシャの別名がシュクシャだったりします。以前もハナシュクシャでアップしていますが一応シュクシャとして統一します
花序は頂生の穂状花序、これは終わりかけていますが花期は6−10月と長いようです
未だ綺麗に咲いているのもありました、色は白からオレンジなど色々あるようです
花被片は6枚だそうですが中央の花被片が目立ちます、花弁状になった仮雄しべがあるそうですが左右のかな
中央裂片基部が濃くなっている
長い蕊が伸びている、花糸と花柱が合着しているそうです
先端は葯らしく見える、随分偏った位置に花糸がついている
2室からなる葯、先端に覗いているのが柱頭のようです
萼や小苞が筒型だそうですがどれがどれやら
葉は互生し長い葉鞘がある
筒状に見えているのは苞のようです
(2016年8月撮影)
見慣れない花が咲いていたので近寄ってみました、帰ってから調べてみたらハナシュクシャのようです。流通名ジンジャーの方が通りがいいかも、当然植栽でしょうけど
円筒状の花序、蕊らしきものが突き出ています
雄しべが1本だけの変わった花だと思ったのですがこれは雄しべと雌しべが合着しているそうです
葯らしきものの先端に小さな球状のものが雌しべの柱頭でしょうか
花被片は6枚、内3枚は付け根に合着しているそうです。内花被片の上弁は深い凹形で基部は淡い黄緑色だそうですがこれはあまり目立ちません

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