ショウジョウソウトウダイグサ科トウダイグサ属
(2018年6月撮影)
観賞用に植えられるショウジョウソウ、逸出して野生化しているのもよく見かけますが大抵は人家近く、野山で見かけることはまだありません
花は超地味ですが花期になると花序周辺の葉が赤くなって目立ちます
赤と緑の境界がクッキリしているのでまるで1枚の葉が赤くなっているようです。小さい葉はほぼ赤くなっているようですが苞なんでしょうか。マタタビの葉は空気層が出来て白くなりますがこちらはどうなんでしょう、光学的に赤くなるとは考えられないからやはり色素を生産するのかな
いかにもトウダイグサ科らしい花で雌雄異花
子房から突き出た花柱、3本ありそれぞれが2裂している。左側に見えている潰れた杯のようなのが腺体
雄しべは4本あるように見えます、こちらにも腺体がある
葉は長卵形だが中央部がくびれて瓢箪型になる
(2015年11月撮影)
秋吉台では初めてのショウジョウソウ、北アメリカ南部原産で観賞用として入ってきましたが一部野生化しているようです。ここも民家の側だけど放置状態というか野生化しているようです
葉が赤くなって花の代わりに目立っている
赤い部分はまるで1枚の葉のように見えますが葉の一部なんですね
花は超地味、トウダイグサ科だなと分かります
もう子房が膨らみ始めていますが雌しべや雄しべがまだ残っています。潰れた杯状に見えているのが腺体でしょうか

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