シロバナネコノメソウユキノシタ科ネコノメソウ属
(2021年4月撮影)
見かけない花があったので取り敢えず撮影
ネコノメソウの仲間かなと思いましたが見当がつかず
近くに赤い葯を持ったのがありました、ハナネコノメソウだ、ただハナネコノメソウは主に東日本に分布、西日本のはシロバナネコノメソウのようです
周りの白いのは萼片、ハナネコノメソウの方は先端が尖る、本種は丸みを帯びるそうだが違いはかなり微妙のようです、右側に花粉を出している葯がありますが色が白、ハナネコノメソウの花粉は黄色だそうです
2室の子房から2本の花柱が伸びていていかにもユキノシタ科
この後も幾つも見かけましたが結局赤い葯を出していたのはこれだけでした、一株だけでも逢えてよかった
(2011年4月撮影)
増水すれば水を被るような川筋に群生していたシロバナネコノメソウ。初めはハナネコノメソウだと思ったけどこれは分布は関西までだそうです
地味な花が多いネコノメソウの仲間の中では随分華やか。中心部が黄色くならないけどその必要もないですね
特に花が開き始めた頃の雄しべの葯が赤くて派手
茎には開出毛が目立ちます
白い花弁のように見えているのは萼片、雄しべは8本
こちらはまだ十分開いていない花、葯の赤さが目立ちます。雌しべの先端が二裂しているけど雌性先熟なのかな
横から見ると雌しべが突き出ているのがよく分かる

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