シロバナマンテマナデシコ科マンテマ属 果実・種子
(2016年12月撮影)
シロバナマンテマが咲いていた、さすがにこれにはビックリ
それも少しではなく群生状態、花期は5−6月だそうだけど外来種はあまり当てにならず、とはいえ冬に咲くとはね
シロバナマンテマと言っても白いとは限りませんがこれは大分白い、シロバナマンテマが基本種でマンテマの方が変種というのもややこしい
細い5枚の花弁の基部に少鱗片がある
内部に雄しべの葯が見えているが雌しべは見えてないかな、ナデシコ科だから後から出てくるんでしょうか
長い萼筒には10本の隆起した線があり赤褐色をしている。長毛や短い腺毛、下側の苞葉や茎の葉にも腺毛がビッシリ
長毛と腺毛拡大、もうベタベタくっつきそう
果実を割ってみましたがまだ未熟で白い種がビッシリ、完熟した頃もう一度来てみよう
(2016年6月撮影)
秋吉台では初めてのシロバナマンテマ、今まで秋吉台に無かったのが不思議。ここも藪の中に突然出てきた
茎の上部に総状に花をつける、全体に片側に偏って付く
全体に毛深い
シロバナとついてもこのように淡紅色のがあったりするからややこしい
花弁基部に少鱗片がある
萼筒には長毛と短い腺毛がある
上部の葉は披針形、これも毛が多い、下部の葉はヘラ型
果実・種子(2017年1月撮影)
昨年12月花を多く咲かせていたシロバナマンテマ、すっかり果実になっていました
まだ多少花も咲いています
毛だらけの萼片に包まれた果実
先端が6裂して中に種子が見えています
半分に割ってみました、胎座が残っています
胎座を覗いてみると膜に仕切られた内部に種子が残っていました、3室からなっているようです
ばら撒いてみました、一見した変わった形であるのが分かります
耳のような形をした種子、これは全く以外な形でした
大きさは葯1mm、表面に細かな突起があります

inserted by FC2 system