シンジュガヤカヤツリグサ科シンジュガヤ属 果実・種子
(2015年8月撮影)
台地上で割とみられるシンジュガヤ、南方系のようで日当たりの良い湿っぽい草地に生えるそうでこういうのがはえること自体台地上が湿っぽい証拠かな。人間にとっては乾燥した草地にしか見えないんですけどね。花序の下に見えているのは苞葉
左が雄小穂で右が雌小穂、蕊の形が違いますね。雄しべは3本、雌しべは柱頭3本でもう実が生っているので茶色くなっています。中間のは雌小穂のようだけど実がなっていません
(2012年7月撮影)
去年は花は撮ってなかったけど幸いすぐ側に咲いていました。シンジュガヤで検索すると花より実の方がずっと多く出てくるな
小穂が雄花と雌花に分かれる。雌花はすぐ分かるけど雄花は先端が尖っているようです
雌花拡大、3本の雌しべが出ています
果実(2015年8月撮影)
沢山の真珠。カヤツリグサ科の識別は果実が大事と言われるけど殆ど撮ることはなく(カヤツリグサ科自体あまり撮らなくなっているけど)これはさすがに撮らなくてはね
真珠には毛が生えています
毛は下向きだそうだけどどうだろ。この生え方で同じ仲間の区別点にもなるようです。ここにはこれしかないけどね
果実(2015年8月撮影)
キキョウの近くに生えていたけどこちらの方が遙かに熱心に撮ってしまった
まさしく真珠のような光沢の実、若い内に特に顕著

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