ジシバリキク科ニガナ属
(2019年5月撮影)
ニガナと一緒に咲いていたジシバリ、これも見かけても見逃すことが多い
同じニガナ属の黄色い花だけど舌状花の数で随分雰囲気が違う、ニガナのように数が少ない方が少数派なのですが
地面に広がる葉から長い茎を伸ばして頭花をつける、全体像がよく分かる状態でした
舌状花だけの花、真正面から撮ってなかった
葯筒から2裂した柱頭が出ている、柱頭が随分細い
毛のようなのが出ていますが冠毛でしょうか、それ以外思いつかない
総苞は細長い円筒状
地面に広がる葉、画面下側に走出枝が出ている
葉は特に地面際に広がっているようでもなさそう、手前に伸びているのが走出枝
卵円形〜広卵形の葉、ヘラ型となるオオジシバリとの区別点ですがこの仲間でこのような葉も少数派のような
(2015年11月撮影)
晩秋にオオジシバリが見られるのはもう普通ですがジシバリも時々見かけます
葉が卵円形〜広卵形と形が違いますが花も一回り小さい
この仲間はどれもみなよく似てる、写真だと大きさが分かりにくいから尚更。標準和名はイワニガナだそうですがこれが岩場に生えているのは見たことないし違和感を感じる名前
総苞も円筒形で1列と単純
最後はやっぱりくるりんパッ(笑)、これはなかなか見事です
(2015年3月撮影)
オオジシバリは冬でも咲いていることがあるのでこれもそうかなと思いましたがジシバリでした
やはり葉が全然違います。オオジシバリの細長い葉に比べてこちらは丸っぽく葉柄がはっきり
花も一回り小さい、と言っても写真では分かりませんね。標準和名イワニガナ、別名ジシバリですがどこが岩と関係しているんだと毎度思う。検索してもイワニガナよりジシバリ(オオジシバリを除く)の方が圧倒的に多い
個人的にはこの種の花は蕊がクルッとしているのが好き
総苞は細長く外片は小さい
群生している場所

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