ゼニアオイアオイ科ゼニアオイ属
(2020年7月撮影)
多分植栽だけど周りの雑草を見たら分かるようにほぼ放置状態のゼニアオイ
ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来、植栽も多いが野生化もしている、ここは毎年見ているので時には撮らなくちゃと思い撮影
淡紫色で濃紫色の筋がある、先端は浅く窪む、よく似た花にウスベニアオイがある
右側は咲き始めた花、左は大分開いた花、蕊の様子が違います
多数の雄しべ、花糸下部は合着して筒状になっている、花弁基部に短毛が生えている
雄しべの中から雌しべが出てきました、花柱なのか柱頭なのか
更に進むと葯が落ちています、花糸が筒状になっているのがよく分かる、ここにも毛が生えている
花弁は学の4,5倍、茎は無毛、ウスベニアオイは3倍程度、疎らに長毛が生えるそうです
萼の外側にも小さな萼がある、苞葉なんでしょうか
葉は掌状に浅く5−7裂する
(2006年5月撮影)
こちらも満開。緑色の中にこの濃い赤紫の花が映えます。2mほどの高さの茎に上から下まで沢山の花を付けています。ここまで大きいと草という感じがしない

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