セリバオウレンキンポウゲ科オウレン属 果実・種子
芽生え
(2019年3月撮影)
この日の一番の目的のセリバオウレン、早速お出迎え。秋吉台では初めて、昨年初めて確認されたから当前か
少し奥の方に行くと大群生、昨年から葉は確認していたけどこれ程群生していたとは
もうたくさん咲いていて目移りします
2月初め頃から咲いていたようだからもう終わりかけているかと思いましたが萎れている花も少なく一番綺麗な頃でした
雌雄異株でこれは雄花
これは両性花、中央に雌しべが見えています
こちらも両性花ですが雌しべの数が多く雄しべが少ない、雄しべの全く無い雌花を探したのですがこんなに多く咲いていたのに見つからず
花柱先端が外側に曲がっています、雄しべから花粉が出ている
長く見えているのが萼片で5枚、その間に小さく見えているのが花弁、背後から見るとその様子がよくわかります
花弁は10枚、萼片が反っているので花弁しか見えていなくてわかりやすかった
2回3出複葉、これがセリの葉に似ているので芹葉黄連
(2011年3月撮影)
林の中で群生しているセリバオウレン
春の光をあびたまさしく春の妖精
でもここは常緑樹が多く日当たりはそれ程良くないんですけどね
これは根生葉が見えてないけど花だけ先に咲くのもあるのかな
雌雄異株でこれは雄花、でも雌花はきわめて少ないらしい。ここでは見つけられなかった
中央部に赤い色が見えるのと見えないのがあるな、雌しべの痕跡でしょうか
これは両性花
こちらは大分熟してきたんでしょうか、初めからこんな色だったようなきもするけど
2回3出複葉の葉
果実・種子(2022年3月撮影)
2月下旬花を撮ったのと同じ場所のセリバオウレン、ひと月経ったらすっかり果実になっていました
高さは花の頃とそれ程変わりはないでしょうか。
リング状に並んだ果実
中央部に果実が生っているのもありますが少数、中央部の雌しべは受粉しにくいんでしょうか
甲板を持ったボートのような果実、まだ未熟な内から先端が広がり始めています
カットしてみたら未熟な種子がありました、2列に並んでいるようです
果柄だけが残っているのも有りましたが雄株でしょうか
まだ僅かながら花も咲いていました、さすがに両性花だけでした
(以下5月31日撮影)
5月末来てみたらまだ果実が残っていました
これはこれで綺麗、別の花が咲いているようです
開口部がハート形、果実は全開しないようです、種子はもう全く残っていませんでした
果実(2007年3月撮影)
既に実になっているのもありました、まだ未熟。独特な姿をしています
芽生え(2021年12月撮影)
春早く咲くセリバオウレン、なので既に前年から葉を随分伸ばしています、早すぎるせいか虫にも食われている
より小さく子葉が残っているのを探します、これは大分小さいけど子葉は見当たらない
これは明らかに子葉、本葉を持った茎が随分伸びてます、ピントがあってないけど、根が浮き上がっているけど大丈夫かいな
長楕円形の子葉
こちらも子葉と本葉のセット
やはり楕円形の子葉、間から本葉が出始めているかな、背後の茎は別株。しかし以前アップした子葉とは随分違う、どちらかが間違っているのかもしれない(^^;)
芽生え(2016年1月撮影)
左右に伸びたのがセリバオウレンの茎、その根本から小さな芽生えが出ています。既存の株から出てきているので正確には芽生えとは言えないかもしれませんが
まるでゼンマイのようです
これから大きな葉が伸びていくんですね

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