センニンソウキンポウゲ科センニンソウ属 果実・種子
芽生え
(2023年8月撮影)
マルバツユクサの側で咲いていたセンニンソウ、側にショウジョウソウも咲いています
もう海の直ぐ側です、岸壁なので波がうちつけることは殆どありませんがこんな場所でも咲いているんだと驚きました
真っ白な花、掃き溜めの鶴ならぬ白鷺
もう柱頭も開いています、花粉も目立たないけど出ています
横から見ると柱頭が外側に曲がっています
開花直前の蕾、先端の突起は蕊じゃなく萼片のものかな
小葉は3小葉全縁なのが特徴ですがこれは5小葉(or7小葉)で浅い裂け目があります、偶にこういうのもあるようです
(2017年8月撮影)
これも普通に見られるセンニンソウ、ボタンヅルと比べると色白です
雄しべと比べると萼片が長い、蕾は先端が尖る、ボタンヅルは丸い
雌しべは8本、まるで開いた柱頭のようです
花糸と葯の違いが明瞭でない
羽状複葉、小葉は全縁、これは3枚ですが5枚のもあります
果実・種子(2017年11月撮影)
すっかり綿毛となっているセンニンソウ、これはあちこちで見かけましたが比較の為ボタンヅルも見てみたかったのですが全く残っていなかった
雌しべは4,5つあるので果実の数もそれに応じて4,5個
綿毛は花柱に毛が生えたもの、花の時期に既に毛があるそうなので確認してみなくては
毛の拡大、随分長い、流石に果実期になってからゼロから伸びるのは無理だろうな
果実の大きさは7,8mm、周囲が厚くなっている
皮を一部剥いて種子を出してみました、痩果なので種子と種皮が固く結びついています
種子は特に模様や凸凹はなさそう、痩果なのでこれも果実の可能性があるのかな
芽生え(2013年2月撮影)
子葉と本葉の違いがはっきりしていたので正体は分からなかったけど取り敢えずパチリ
横から見ると両者の違いがよく分かります
側にはもう少し伸びたのがありました。葉の下部にくびれがあるからヒヨドリジョウゴかと思ったのですが葉脈の様子がちと違う
更に伸びたのもありました、センニンソウだ!。この場所では近くにからみつく相手がいないから育っていけるかな

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