(2016年3月撮影) |
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道端や空き地などあちこちで黄色い花を咲かせているセイヨウカラシナ
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この仲間はどれも花はそっくり。カラシナは古くから渡来して栽培、セイヨウカラシナはその原種が帰化したものだそうで交雑もしているようだし区別は難しそうです
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長い花柄
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雄しべは6本、雌しべの柱頭は扁平
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上部の葉は全縁か鋸歯があってもあまり目立たない。葉柄基部は茎を抱かない、アブラナやセイヨウアブラナは茎を抱く
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下の方の葉は粗い鋸歯があリしばしば羽状に裂ける
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(2015年3月撮影) |
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初心者の頃はこの手の花は皆ナノハナだと思っていた。その内にナノハナと呼ばれているのはアブラナ、セイヨウアブラナでナノハナやナタネは別名と知ったけどなんせ道端に幾らでも咲いているから関心も薄れ久しぶりに撮ってみました。でもこれはセイヨウカラシナ、これもナノハナと呼ばれることも多いようだ
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カラシナもカラシナとセイヨウカラシナがある。カラシナは弥生時代に入ってきた帰化種、セイヨウカラシナは原酒の野生種が明治時代に入ってきた帰化種、区別はあるのかな。なければ面倒なことは避ける性格なのでセイヨウカラシナとしておこう(汗)
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アブラナとの最大の違いは葉が茎を抱かないこと、アブラナは茎を抱く
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花の大きさは12,3mmくらい、雄しべは6本、花弁の間から棒状の萼片が見えてます
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萼片は棒状で開かない
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横から見ると支え棒のようだ
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萼片が鞘状になっていて開いていないのが分かります
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突き出た雄しべと雌しべ、柱頭は二裂しているようだ
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果実・種子(2020年6月撮影) |
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すっかり果実になっているカラシナ、まだ葉が残っていて基部が茎を第てなかったのでアブラナではなくカラシナ、セイヨウカラシナとの区別は無理というかする必要もないかなと思ってこういうのはみなセイヨウカラシナにしています
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すっかり熟した果実もあればまだ緑色が残っているのもある、熟する時期が一定しないのは野生化している証でしょうか
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先端に花柱の跡が残っています、これが外れて果実が2裂してくるんでしょうか、種子がまだ一つ残っています
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種子は2列に並んでいますがこれはその片割れ
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種子の大きさは1.5mm程、微細な突起があります、右側のはまだ十分熟してないのか突起が目立たない
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これは微細な突起がハッキリしています、右側のは突起が列状になっているのがわかります
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