ザイフリボクバラ科ザイフリボク属
(2020年4月撮影)
この日まっ先に向かったのがザイフリボク、何ヶ所かの中でここが一番早く咲きます、予想通りだいぶ咲いていましたがこれでも半分程度もっと多く花を咲かせます
枝先に10個程度の花を密集して花を咲かせる
細い5枚の花弁、雄しべは20本、バラ科の割には数が少ない
1枚の花弁の基部に長い雄しべ2本とその間の短い雄しべが1本、5セットあるので15本、更に内側に5本の短い雄しべがあり計20本
雌しべは5本
花柱の基部は合着している
内側の5本の雄しべが中央に集まっている、自家受粉するのでしょうか
萼筒は鐘形なので線形の赤いのは苞葉でしょうか
花の時期に葉も展開していますがまだ二つ折りで開いていないのが多い
葉の裏には白い軟毛が密生する、ただ成長すると主脈を除いて殆ど無毛になるそうです
葉柄にも長毛が生える、赤い線形のは托葉でしょうか
(2018年4月撮影)
既に満開状態だったザイフリボク、この様子では3月下旬には咲いていたかもです。去年は4月13日に来て咲き始めたばかりだったから年によって随分違います
枝先に10個程度の花を集めて咲く
細長い5枚の花弁、あまりバラ科らしくありません
雄しべは20本、花が開くとバネ仕掛けのように外側に開いてきます
花柱は5本、扁平な柱頭が見えています
萼片は反り返っている、花柄と共に毛が多い、赤い苞葉が目立ちます
(2016年4月撮影)
別の場所で撮ってきました、丁度満開状態でした
真下に行けるけど手が届かずマクロで撮ることが出来ない

inserted by FC2 system