サワオトギリオトギリソウ科オトギリソウ属
(2018年7月撮影)
湿っぽい林道沿いに咲いているサワオトギリ
5枚の花弁はホッソリ、縁に黒点がある
花の下の苞葉がヒメオトギリに比べてずいぶん大きいのが特徴
それ程大きくないのもありました、何事にも例外はある(笑)
雄しべは十数本でしょうか、葯に黒点がある、雌しべは3本、柱頭がやや赤くなっている
対生する葉は茎を抱かない、茎を抱くヒメオトギリとの一番の区別点
葉には明点、縁に黒点がある
別の日別の林道で撮ってきました、ここは随分群生していました。以前は殆ど見られなかったけど周りの樹木が切られたすっかり明るくなり環境の変化のせいでしょうか、とは言え前の場所は日当たりが悪いんですけどね
これは雄しべが開いてきて数えられる程、20本以上あるようです。柱頭が赤く花柱は花糸より太いのも分かる
上から見ても柱頭が赤いのが分かります
萼片には明線と縁に暗点がある、右の大きい葉は苞葉だがこちらも明点と暗点があるが葉の明点に比べて数が少ないようだ
(2017年7月撮影)
林道沿いに咲いていたサワオトギリ、林道とは言えかなり湿っぽい場所です
黄色い花、花弁の縁に黒点が並んでいる
多数の雄しべと3本の花柱、黄色い葯にも黒点があるのがあります
花糸も花柱も黄色で同じくらいの長さですがカチュウの方がやや太い、柱頭がオレンジ色をしているので区別出来ます
萼に明線があり縁にも黒点がある
花弁が落ち膨らんできた子房に花柱が3本残っている
対生する葉は基部が細まり茎を抱かない、よく似たヒメオトギリは茎を抱く
葉にも明点と縁に黒点
裏から透かしてみると明点が星空のよう

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