(2018年10月撮影) |
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台地上で咲き始めたリンドウ、リンドウ科の本家代表、○○リンドウと名がついた花は他にも多くあり割と好きなんですがこの代表はあまり好きでない
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リンドウ科なので雄性先熟、手前の花は雄性期でまだ柱頭は開いていない、奥の花は柱頭が開いた雌性期です
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開いた柱頭、周囲には未だ雄しべが見えている
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花冠内側に点状の斑紋、青い部分と白い部分では斑紋の形が違い昆虫の道標、蜜標になっているんでしょうね
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(2018年10月撮影) |
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あまり好きでない花は撮影もおざなりになってしまう(^^;)、流石に前のは少なかったので2週間後もう一度撮ってみました
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この頃が花盛りですが茎や萼、葉などが赤っぽくなってきています
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雄しべが開いておらず雌しべが見えていない、咲いたばかりの花のようです
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2裂した柱頭、子房に縦筋の模様が入っていて花糸が接触していない部分だけ赤紫色、まるで日焼けしたみたいだ
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果実・種子(2020年12月撮影) |
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すっかり枯色になっているリンドウ
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上部が大きく2裂して種子をばらまく、下の方で黒っぽく見えているのは萎れた花被片
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大きく避けているのですっかり空っぽかと思いましたが
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まだ残っているのがありました。果実先端の曲がっている部分は柱頭の跡です
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掌にばら撒いてみました、小さな小さな種子
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さらに小さな種子もありますが受精しなかったんでしょうね
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種子の長さは1.5mm前後、種子本体はその半分くらいです
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翼には微細な突起が線状に並んでいます
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果実・種子(2018年12月撮影) |
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すっかり枯れ姿のまま直立しているリンドウ、この日は少し花も咲いていましたが果実種子がメインなのでこちらが目的
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果実はすっかり萎れて茶色くなった花冠に包まれている
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紫色の果実、これは種子確認の為裂きましたが普通上部が2裂して種子が飛び出てきます
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小さな種子が詰まっています
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ばら撒いてみました、翼のある種子、白いのは受精しなかった粃のようです
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種子の紡錘形で大きさは1.5mm程度、翼は必ずしも対称ではないようだ、まるでセロファンに包まれた飴玉
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翼には格子模様がある、毛が生えているのかと思ったよ
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穴が空いているのがありました、虫が侵入したようで中は空っぽでした、去年も種子を探した時空っぽのばかりでしたがこういうことだったのか
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