ラショウモンカズラシソ科ラショウモンカズラ属
(2019年5月撮影)
大きなお腹の中(お腹じゃないけど)、横縞が綺麗、上唇に沿って花糸が伸びる
雄しべの間から2裂した柱頭、長毛が疎らに生える
雄しべは長短2組ある
中央裂片にも疎らな長毛、この程度なら生えない方がいいんだけどな、あくまでも人間の見る目からですが
萼や花冠にも毛が多い、萼筒に比べて花冠基部が随分ホッソリ
花冠上部の毛、割と太く剛毛と言ってもいいくらい
(2018年4月撮影)
薄暗く湿っぽい林内に咲いているラショウモンカズラ、数が多くないし見ごたえもあるので好きな花です
花は茎の片側に偏ってつく、これで高さ20cm程でしょうか
羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼の腕に見立てて羅生門葛、その想像力に驚く。私なんかおじさんの腹ボテにしか見えない(汗)、花冠全体に毛が生えている
下唇中央裂片が突き出て浅く2裂する、白地に紫色の斑紋がある
斑紋部分には長毛が生える、無精髭のよう
長短2組の雄しべ、その上に雌しべが見えている
角度を変えてみると柱頭が2裂しているのが分かる
萼筒にも毛が生える
(2016年4月撮影)
湿っぽい林内に咲いているラショウモンカズラ、何ヶ所かで確認していますがあまり群生している場所は無いですね
タツナミソウと同じように一方向に花を付ける、花冠が大きい分アンバランス感も大きい
茎の先端はいかにもここで打ち止めと言った終わり方
逆光で見ると薄紫色の花が一層綺麗
シソ科としては大きな花で4,5cmほど、花冠や萼片外側に毛が密生
唇弁先端にも長毛が生える、疎らで無精髭と言った感じ
完全雄しべは4個で柱頭は2裂、花柱が花糸の間でなく端にあるような感じですね
三角状心形の葉、粗い鋸歯がある
(2015年5月撮影)
こんなとこにも咲いていたのかラショウモンカズラ、今まで見てきた中で数も多く見やすく来やすい、と三拍子揃っているじゃないか
花が大きくて見応えがあります
囀りをしているひな鳥のよう
唇弁の先端が突き出ていて斑紋があります
下から見上げると蕊の様子がよく分かります。左右に二組4本の雄しべ、中央に雌しべ
雌しべの先端は二裂

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