ノカンゾウツルボラン科ワスレグサ属
(2019年9月撮影)
秋吉台では初めてのノカンゾウ、私自身10年ぶりくらいです。秋吉台でも少なく3年前初めて見つかったくらい、でもその後咲いてきてないようでした
6枚の花被片は内花被と外花被に別れ強く反る、古い分類ならこういうのは即ユリ科でしたがAPG分類ではツルボラン科と言うあまり聞き慣れない分類となっています
もう少し色の濃いのもありました。オレンジ色の花被片は中央に白い筋が入り基部が濃く斑紋となっている。右に花後の花が見えていますが雑巾のように絞られている
ヤブカンゾウよりは小型でやや湿った場所を好むそうですがそんな感じはしなかった。この時期ヤブカンゾウは全く見られなくなっています
花冠下部の太い部分が子房でしょうか、でもあまり結実しないそうです
雄しべの葯は外向きで盛んに花粉を出している
小さな小さな柱頭、それでも毛上突起があって花粉を捕まえやすくなっている、とは言え小さすぎるよな
(2010年9月撮影)
久々に見かけたノカンゾウ。ハマカンゾウとの違いが分からなくて敬遠もしていた
野草の花としては華やかですね
青空バック。左に見えているのが雌しべだけど先端がこんなに細くて受粉効率が悪くならないのかな

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